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なにわ男子・大橋和也、演技への不安を吹き飛ばしてくれた“天海祐希”の気配りに感謝

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なにわ男子・大橋和也
なにわ男子・大橋和也 クランクイン! 写真:松林満美

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大橋和也

なにわ男子

 天海祐希が主演を務め、中田秀夫監督とのタッグで世界累計発行部数1100万部を突破する人気児童小説を実写化した映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』。原作を忠実に再現した天海による紅子のビジュアルや、上白石萌音が初の悪役に挑戦することなども話題の本作で、なにわ男子の大橋和也がストーリーテラー的存在の小学校教師・等々力小太郎を熱演する。グループデビュー後、初の映画出演となる大橋に、本作撮影の裏話や、演技の仕事に対する思いなどを聞いた。

【写真】さすがアイドル! さわやかな笑顔を見せる大橋和也

◆先生役初挑戦 生徒役の子どもたちと積極的にコミュニケーション

 老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる本作。短髪×黒髪で作品に臨んだ大橋が演じるのは、映画オリジナルのキャラクター・等々力小太郎。15年ぶりに生まれ故郷に舞い戻り母校のわかば南小学校で5年生の担任を務めるが、内向的な性格で自信が持てないながらも、生徒に悟られないよう気丈に振る舞う新米教師だ。ある日、受け持ちの生徒や家族、思いを寄せる大学の後輩など周囲に「ふしぎ駄菓子」をめぐる騒動が勃発し、事態を究明しようと奔走する。

 2021年のグループデビュー後初の映画出演オファーに「よっしゃー!と思った」と明かす大橋。「ストーリーテラー的な存在で、視聴者の皆さんと同じくらいの目線で演じる役というのを聞いて。ストーリーテラーって言葉だけ知っていて何か分からなかったんですけど、名前カッコいい!と思いました」と笑う。アニメも見たそうで、「大人も子どもも楽しめるような作品だったので、実写化に参加できることがうれしい」と思ったという。

 「プレッシャーというよりも、(ストーリーテラーという)名前がカッコいいというのが勝ってしまったから、俺カッコいい役するんや!って」ワクワクした気持ちで撮影に臨んだ。「ただ、先生っていうのは緊張しましたね。今までは生徒役が多かったんで」と初の教師役には特別な思いも。「小学校の時の先生ってめっちゃ大人なイメージがあったんで。27歳ってめっちゃ大人だから年齢的には先生の役をするっていうのも普通なんですけど、ちょっと自分の精神年齢を上げなきゃあかんなっていうのはありましたね。ちょっと大人なクールな感じや、面倒見のいいお兄ちゃん感も考えながらやっていました」と役作りを明かす。「先生って字きれいだよなって思って。僕、丸っこい字なんですよ。リハーサルで一回黒板に書いたらめっちゃ指摘されて、何回もやり直しました」と苦労もあった。しかし「生徒役の子たちがいたから大人になった気分で。いつも周りがメンバーとか同世代なんでワチャワチャしちゃうんですけど、生徒のみんなに囲まれると母性観が芽生えて。そのおかげで、胸を張ってやれました」と笑顔を見せた。

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』場面写真 (C)2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会
 撮影中は生徒役の子どもたちとも積極的にコミュニケーションをとった。「教室に入って見渡すシーン。緊張しているシーンなんですけど、内心ではかわいいなぁと思って見てました」とにっこり。「本番が始まったら、みんな顔つきがコロッと変わるんですよ。それに感化されて、俺も気を引き締めてやらなあかんなっていうのもあったし、逆にカットがかかったら、みんな楽しそうにキャッキャしゃべっていて。『小学校で流行ってるの、なに?』って聞いたら、俺、『BeReal』知らんくて教えてもらいました(笑)。クランクアップの時には“小太郎先生へ”って色紙を書いてくれて、うれしすぎて泣きそうでしたね」と充実した先生体験を教えてくれた。

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◆演技に対する不安も、天海祐希の存在で吹き飛ぶ

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