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日向坂46・佐々木美玲が明かす、同期メンバーの“卒業”を実感する瞬間 変化が続くグループへの思い

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■同期の卒業を実感する瞬間



――1st写真集のテーマは、佐々木さんの生きざまを表す「キラキラはっぴー」です。日々の活動でも、そう感じられる場面はありますか?

佐々木:ライブです。大枠のセットリストや演出は決まっていても、本番のステージでは煽ったり、思いどおりに振る舞えたりするので「キラキラはっぴー」になります。ダンスの合間にメンバー同士でわちゃっとした瞬間を作ってみたり、遊びを入れるのが好きなんです。

――行脚中のツアー「Happy Magical Tour 2024」でも、感じられる瞬間が。

佐々木:ある曲のリハーサルで、会場のスクリーンに1人しか抜かれないタイミングがあったんです。でも本番では、近くのメンバーと一緒に同じ画角に入って、みんなで押し合って楽しみました(笑)。

――25〜26日に控えるツアー最終地は、約2年9ヵ月ぶりとなる、グループ2度目の東京ドームです。

佐々木:昨年、メンバーで話し合い、決めた目標が「もう一度東京ドームに立つ」で、おひさまの皆さんにも宣言して叶えられるのがうれしいです。前回のドーム公演では(コロナ禍の影響で)客席の声出しができなかったんですけど、今回はコールも聞けるので、初心に返る気持ちでワクワクしています。


――東京ドームへと至る2024年の日向坂46は、さまざまな変化や挑戦がありました。なかでも、9月に開催した「ひなたフェス2024」の原案は、レギュラー番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時20分)で佐々木さんがプレゼンした企画でしたね。

佐々木:やりきったし、先頭に立つ責任感もありました。宮崎県の方々もたくさん協力してくださったし、現地では「自分たちにできることは何か」といろいろと考え、ライブに挑めたと思います。グループのYouTubeチャンネルでは事前の宮崎ロケもあって、行けなかったメンバーに現地の空気感を伝えたり、新たに一致団結できました。

――絆も深まるグループでは、二期生の丹生明里さんと濱岸ひよりさん、一期生の加藤史帆さんと東村芽依さんの「卒業セレモニー」が、11月〜25年1月にかけて続いています。

佐々木:後輩の2人はもちろん、同期の卒業は寂しいです。としちゃん(加藤)と芽依ちゃんがいなくなると一期生は3人になってしまうので、残りの時間を楽しむために、ご飯もよく食べに行くようになったんです。特に芽依ちゃんは、楽屋で座る位置が常に隣だったので、ふと「隣にいない!」と実感するときもあって、「ミート&グリート」の現場で会ったときには「久しぶりじゃん!」と話しました。


――寂しさもありながら、年内開催のオーディションを経て、五期生の加入も控えています。残る一期生として、グループの活動に懸ける思いは?

佐々木:私は「はっぴー」で元気、笑顔が武器ですから。6月にYouTubeで生配信した46時間TV(ひなたフェス開催決定記念!日向坂46時間TV~全国おひさま化計画〜)では、みんなが疲れてきた時間帯でも元気でしたし、お母さんにも「見ているだけで元気になれる」と言われるんです(笑)。私自身はそのままに、後輩とは優しくふれあいながら、一緒に成長していきたいです。

(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)

 日向坂46・佐々木美玲1st写真集は小学館より発売中。価格は2640円(税込)。

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