日向坂46・加藤史帆、不安や焦りがあった時期も 今は「お仕事ができる喜びを感じている」
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――撮影地のハワイは「小学生以来」に訪れた、憧れの地だそうですね。当時の記憶はありますか?
加藤:あります。当時、親がいろいろな場所へ旅行に連れていってくれて、その1つが人生初の海外になったハワイでした。幼かったけど空港で降り立ったときに感じた日本とは違う空気の香り、海のきれいさも覚えていて、とにかく何もかもが新鮮だったから「絶対にまたいつか行きたい」と思っていました。
――大人になってから訪れた現地は、見え方も変わったのではないかと。
加藤:変わりました。幼い頃は非現実的過ぎて、テーマパークのような感覚で楽しんでいたので。あと、当時は偏食がひどかったんです。食わず嫌いもひどくて、現地の食べ物を味わえなかったんですけど、今回の撮影で食べたらおいしくてイメージが変わりました。
――撮影以外の時間も、満喫できましたか?
加藤:帰国する最終日は飛行機のフライトまで時間があったので、パンケーキ屋さんに行きました。あと、写真集の読者プレゼント用のアイテムを買うためにおみやげ屋さんへ行って、パジャマとかマグカップとかを購入しました。
――読者プレゼントは悩みました?
加藤:悩まなかったです。私が「おみやげでもらえたらうれしい」と思うものを、パッパッと選んで。生活のそばに置けるものを選んだので、いつでも私を感じてもらえたらうれしいです(笑)。
日向坂46加藤史帆1st写真集『#会いたい』より 撮影/三瓶康友
――(笑)。事前にダイエットをしていなかったとは、意外です。
加藤:全国ツアー中で日々体を動かしていましたし、雑誌「CanCam」(小学館)の専属モデルをさせていただいているので、日頃から体に気を使っていたのも大きかったです。
――日常的に、スタイル維持を心掛けているんですね。
加藤:日向坂46の制服がバロメーターになっていて、ウエストぴったりに作ってもらっているので、ちょっとでもお腹が出るときつくなるんです。衣装を着て「ちょっと危ないかも」と思ったら寝る前に腹筋したり、こまめにやっています。
――その努力は写真集の水着カットやランジェリーカットにも生きています。ただ、「鬼シャイガール」と自称するほどですし、恥ずかしさもあったのかなと。
加藤:以前、グループの写真集『日向坂46ファースト写真集 立ち漕ぎ』(新潮社)で、上着を羽織りつつの水着カットやランジェリーカットはあったので、段階は踏んでいたんです。今回の撮影では、最初は恥ずかしかったけど、カメラマンさんが「CanCam」でお世話になっている方でしたし、ハワイの開放的な土地柄もありオープンな感じで撮影できました。成長できたので、今年の夏は苦手なノースリーブも着られそうです(笑)。
――(笑)。「鬼シャイガール」も克服できました?
加藤:たぶん。帰国後、「CanCam」の撮影で「写真集を経験するとこんなに変わるんだ」と、編集部の方に言われたんです。実感はないけど、いろいろな表情ができるようになったみたいで。グループに加入した当初はカメラが怖くて、カメラに向かって笑うことすらできなかったのに、写真集の力も借りて、人間としても変わったと本当に思います。