YOU
――こうしてお話を聞いていても、息ぴったりのお2人。今日の双子コーデもとてもお似合いですが、お互いの存在から刺激や元気をもらうことはありますか。

藤井：YOUさんを慕っている後輩、YOUさんのことをかわいがっている先輩方もたくさんいらっしゃいます。そんなYOUさんに目をかけていただいて本当にうれしいですし、YOUさんにかわいがっていただいている者として、YOUさんに迷惑や恥をかかせない自分でいようと思っています。YOUさんはいつも、ちょうどいい量の教えをくださるんです。本当に今、僕が必要としている一言を必ずくださる。そういった方は本当に稀有なので、このご縁はこれからも大切にしていきたいです。

そして父や母、兄、そして妻や子どもなど僕の家族のこともとても大事にしてくださって。娘にとって最初の宝石をくださったのも、YOUさんです。もはやゴッドマザーですね。

YOU：そうですね。隆に何かあった際には、私が…。

藤井：あはは！　その時まで生き延びてんだ！

YOU：図々しいでしょ（笑）。

（左から）藤井隆、YOU
藤井：いえいえ、すてきです。こちらだって、YOUさんのお葬式は取り仕切ろうと思っていますよ。

YOU：お任せしますね。私は、最初のロケバスの出会いから「長い付き合いになるな」と思っていました。隆はいつも素直に心の中を見せてくれて、そんな隆から元気や刺激をもらうこともたくさんあります。隆は音楽方面もやられて、司会業や役者業でも活躍するなど、本当に多彩。しかもそれらをすべてきちんとプロとしてやり遂げるんです。

私は以前、有吉（弘行）くんから、“雰囲気おばさん”とあだ名をつけられたことがあって（笑）。なぜバレたんだろうと思ったんですね。「オシャレだ」という雰囲気だけ…。

藤井：ムードです！

YOU：髪の毛一本から、ムードを醸し出す。そういう女なので、私には一流なものがございません。そういった意味でも、隆という“甥”がいて、誇らしく思っています。

藤井：もったいないお言葉！　ありがとうございます！

YOU：トーマスと並んで、隆も最高！