矢田亜希子、バラエティでの飾らない素顔が人気「20代、30代よりも今が一番楽しい」
矢田自身、絵里と同じように40代に突入した。矢田は「自分の年齢を思うと、びっくりするときがあります。もう40代なんだ!って」と年齢を気にせず、さわやかに日々を過ごしているようで「今が一番楽しいです。50代も楽しみで仕方がない。これから年齢を重ねるごとに、経験値や心のひだも増えていく。するとお仕事やプライベートでの楽しみ方も、もっと増えていくはず。楽しみなことばかりです」と目を輝かせる。
さらに「新しくチャレンジしていくことも大事だと思っています」とポジティブなオーラを放ちながら、「最近、筋トレを始めました」と告白。「今までは“運動とか苦手だし、トレーニングしても変化を感じられないな”と思っていましたが、この先の人生を楽しむためにも、身体づくりが必要だなと感じるようになりました。これからは身体にもしっかりと時間とお金をかけていきたい」と身体との向き合い方が変わってきたと話す。
現在は、朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)の水曜レギュラーとしても活躍中。芸人たちとの掛け合いや、罰ゲームのビリビリ椅子から転げ落ちる姿が話題となるなど、バラエティ番組で見せる飾らない素顔もなんとも魅力的だ。
「バラエティ番組に出演させていただくまでは、役を演じていない状態でテレビに出ることができるなんて思っていませんでした。恥ずかしいし、“セリフがないのに、テレビで話すなんてできない”と思ったりして」と正直に打ち明けた矢田だが、「ある時にバラエティ番組に出てみたら、視聴者の方から“楽しかった”という声を頂けて。役のイメージとは違う、素顔の自分でもいいんだと思えた。自分も楽しめて、観ている方にも“元気をもらっています”と言ってもらえるなんて、とてもうれしいですよね。励みにもなりますし、感動もします」と誰かに元気を与えられることが喜びになっている。
バラエティ番組では「“気の利いたことが言えないな”と思うこともありますし、こうやって言いたかったのに言葉が出てこなかったな”と反省することもありますが、そのときに思った素直な気持ちを伝えたいなと思っている」そうで、「笑うことって、とても大切で幸せなことだなと思います」と楽しい時間を過ごすことで、自身も元気をもらっている様子。「それは女優さんのお仕事でも同じで、後ろ向きな気分で向かうよりも、“楽しそうだな”という心持ちでいれば、いい方に向かうこともあるのかなと感じています。これからも“楽しもう”という気持ちを大切に、歩んでいきたいです」と清々しい表情で語っていた。(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)
ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』は、読売テレビ・日本テレビ系にて1月19日より毎週木曜23時59分放送。