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『仮面ライダー』でいられる時間を大切に 前田拳太郎&簡秀吉、先輩から後輩へ送るエール

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前田拳太郎

簡秀吉

■『仮面ライダー龍騎』放送時、簡は0歳! レジェンド参戦の驚き語る

――では、本作のシナリオを読んだときの感想を教えてください。

前田:五十嵐兄妹に、まさかの4人目が誕生するとは…! 実はうっすらと聞いてはいたのですが、それでも台本を読んだときはビックリしました。斬新だなと思って読み進めていると、今度は『仮面ライダー龍騎』のライダーたちが登場することが分かって、さらに驚きました。

『仮面ライダー龍騎』 「ギーツ/リバイス」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
『龍騎』放送当時はまだ幼かったので記憶も曖昧だったのですが、実際に共演してみると、当時の思い出がよみがえってきたんです。もうワクワクしちゃって、「写真撮ってください!」っていちファンとしてお願いしちゃいました(笑)。リアルタイムで『龍騎』を見ていた方々はきっと、懐かしい気持ちで熱くなれる映画に仕上がっていると思います。

簡:『龍騎』が放送されていた当時、僕は0歳でしたが、それでも名前を知っているくらい偉大な作品なので、本作に出ると聞いたときは本当に驚きました。TTFC(東映特撮ファンクラブ)ですぐに『龍騎』を見て世界観を掴んだことで、本作によりのめり込むことができましたし、いまは完成した作品を見るのが楽しみですね。

前田拳太郎
――『龍騎』という先輩がいる一方で、簡さんにとって前田さんは『仮面ライダー』の先輩という立ち位置。そんな先輩である前田さんから、後輩の簡さんに今伝えたいことはありますか?

前田:僕も去年の同じ時期ぐらいに映画を撮っていて、『仮面ライダーセイバー』のみなさんの雄姿を見ていたんです。共演したときは、1年間『仮面ライダー』をやってきた熱量を肌で感じました。映画で最後の変身シーンなどにも立ち会いましたが、そのときに「僕たちもいつかはその時が来るんだな」って思って。

実際に1年間演じてみましたが、本当にあっという間でした。だから、何も考えないで過ごしていたら、いろいろと後悔することが出てくると思うんです。かんきちには、これからも1日1日を大切にしながら『仮面ライダー』を演じきってほしい。

簡:ありがとうございます!

簡秀吉
――反対に、簡さんが前田さんに『仮面ライダー』の後輩として聞きたいことは?

簡:座長としてみんなをまとめるにはどうしたらいいですか? 僕って、こう見えて実は周りを気にしてしまうタイプでして…。

前田:僕もあまり人の前に率先して立つタイプの人間ではないから、座長としての在り方を最初の頃はすごく悩んだよ…。ただ、共演者と長く一緒に過ごすからこそ、みんなと協力しないと乗り越えられないことっていっぱいあって。僕もメンタル面で苦しんだ時期があったけれど、周りが支えてくれたからやってこられた。

だから、みんなを信じればいいと思う。自分が率先して作品と向き合っていれば「ついてこい」って言葉にしなくても、みんながついてきてくれるし、きっと背中を押してくれる。日常からみんなに背中を見せられるようになれば、自ずとみんなと同じ目標に向かってやっていけるはず!

簡:わかりました!

前田:うん! がんばれ!

(左から)簡秀吉、前田拳太郎
――最後に、改めて映画の見どころを教えてください。

前田:『ギーツ』と『リバイス』という作風の違う二つが合わさった世界観を楽しんでください。『龍騎』も登場するので、歴代ライダーを応援してくださった方々も熱くなれる作品になっていると思います。イッキに行くぜ!

簡:『ギーツ』『リバイス』『龍騎』が共演することですさまじい化学変化が起きます。映画のタイトル通り、バトルロワイヤルで『仮面ライダー』同士がぶつかり合うところも見どころのひとつです! さあ、ここからがハイライトだ!

(取材・文:M.TOKU 写真:小川遼)

 映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』は、12月23日から全国公開。

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受け継がれるベルト!仮面ライダー新時代を担う2人が参上!<簡秀吉×前田拳太郎 スペシャルインタビュー>

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