Snow Man・目黒蓮、今熱くなっているものは芝居 「とにかく気持ちでやっている」
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映画『月の満ち欠け』より (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会
三角は瑠璃と運命の出会いを果たすが、目黒にとって人生で運命を感じた出会いを尋ねると、「大きく言ったら本当にすべての出会いがそうで、一つでも欠けていたら今の自分はないです」ときっぱり。「僕自身、出会いで人生が変わりました。それがなければ自分は今デビューしてないと思える出会いもたくさんあって、そういう出会いを経験した上で“出会い”は大事だと思います」と話す。
役者としての出会いも同じだそうで、「毎回の撮影現場がそうで、自分は本当に恵まれているなと感じます。皆さん、愛を持っていろんなことを教えてくださる。1個も取りこぼせないから、全ての学びを拾っていきたいです」と意気込む。今年は俳優業の挑戦が続く目黒。改めて演じることへの思いを聞くと、「お芝居ってすごく大変なこと。努力を積み重ねて数時間のものを作る役者さんやスタッフの皆さんには尊敬しかなくて、本当にすごい世界だなと思います」としみじみと答える。
映画『月の満ち欠け』より (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会
また「難しい」と語る芝居に対して「今、熱くなってると思います」とも言う。「『相手がこういう顔をするんだったら、自分はこういう風にやってみよう』など、細かいいろんなことに挑戦できていて、それがすごく楽しくなっていて。またいろいろな役をやることによって、自分の人生の中でできないことを体験できるのは面白く、そういうところに楽しさを見出してます。今はとにかく気持ちでやっているので、見てる人に気持ちがちゃんと届けられる芝居をしたい。作品を見て『明日もちょっと頑張ろう』などと、思ってもらえるような役者になりたいです」。
この作品の手応えを問うと、「あの時の自分に出せる全力を尽くしたので、あとは見てもらうだけ」と力強い目で語る目黒。持ち前の真っすぐさと真面目さで “俳優・目黒蓮”として躍進し、これからもより多くの人を魅了するに違いない。(取材・文/高山美穂)
映画『月の満ち欠け』は、12月2日より公開。
映画『月の満ち欠け』より (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会