チュ・ジフン
韓国を代表するトップスター俳優となったチュ・ジフンと、主演ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』で日本でも絶大な人気を誇るチン・セヨンが7年ぶりに競演する極上のミステリーロマンスドラマ『アイテム~運命に導かれし2人~』が、遂に日本上陸! それを記念し、クランクイン!では、キャストのコメントを交えて本作の見どころを徹底紹介。これを読めば、『アイテム~運命に導かれし2人~』がもっと楽しくなる!
2006年のドラマ『宮(クン)~ Love in Palace』でクールな皇太子役を演じて大ブレイクを果たしたチュ・ジフン。ここ数年は『神と共に』シリーズや、『工作 黒金星と呼ばれた男』、『暗数殺人』(日本では4月3日公開)など、韓国で記録的ヒットした映画に立て続け出演し、人気実力ともにトップスターの地位を揺るぎないものとした。
そんなジフンが本作で4年ぶりに地上波ドラマに復帰! 外では1匹狼で正義感の強い検事だが、家に戻れば、姪っ子を溺愛する叔父というギャップ萌え必須のキャラクターを熱演する。30代後半になり、大人の魅力が増した彼の虜になること間違いなしだ!
ジフン演じる検事に協力し、名コンビぶりを発揮するプロファイラーに扮するのが、『オクニョ』のチン・セヨンだ。ジフンとは2012年の映画『蒼のピアニスト』で共演して以来のタッグとなるが、当時とは比べ物にならないほどの演技力で、時に物語をリードする存在に。
そして、もう1人注目したいのが、“凶悪な”大企業の会長を怪演するキム・ガンウ。元々、悪役から善人まで幅広く演じてきたガンウだが、本作のガンウは別格! 笑顔で人を殴ったり、陥れたりなど、鬼気迫るオーラをまとって、観る者を恐怖のどん底に叩き落としてくれる。この狂気、必見だ。
権力に屈しない熱血検事と天才女性プロファイラーが追う事件に登場するのが、特別な力を有する“アイテム”の存在だ。例えば、ブレスレット。これは、見た目こそ普通のブレスレットだが、身に着けると超人的なパワーが発揮できるという代物。変身するわけでも、肉体が巨大化するわけでもなく、身に着けただけで、見た目はそのままにパワーだけが増大。この“変わらなさ”が捜査を困難なものにし、見る者をハラハラドキドキさせてくれる。
さらに、他にも登場するアイテム同士を組み合わせることで、信じられない力も発揮! 現実とリアルが絶妙に融合した“新感覚”ミステリーの誕生だ。
チュ・ジフン
印象に残っているのは、やはり第1話冒頭の列車のシーン。本物の列車を横転させて撮影しているんですよ。横転した車両によじ登るんですが、とても不思議な気がしました。 この作品は、多くのファンタジー的な要素を背景にしながらも、結局は人間模様を描いている、見どころが満載のドラマです。僕が扮したカン・ゴンは、不正を見過ごせない性格で、思いきりがよく、いかなる困難があろうと前に進んでいく。演じていてとても気持ちのいいキャラクターです。アクションもあれば、痛快に敵をやっつけるシーンもあります。
セヨンちゃんとは、以前共演してから7年になりますが、その歳月は外見・内面ともに明らかに彼女を成熟させましたね。もう「セヨンちゃん」ではなく、「セヨンさん」ですね(笑)。
チン・セヨン
私が演じたソヨンはプロファイラーのため、殺人事件を追いかけ、寂しくて暗くて寒い場所に行くんです。撮影は冬だったので、特に夜は寒くて、夜通し撮影をした日は……辛かった(笑)。でも、今はどれも素晴らしい思い出です。
そういえば、ある日、ジフンさんがスルメを買ってきてくれて、撮影の待ち時間にみんなであぶって食べたんです。あれは楽しかったですね。他にも、カイロをマフラーにくるんで持ってきてくれたり、ストーブを用意しておいてくれたりと、本作のクールな役柄とは裏腹に、ジフンさんは優しくて気配り上手。以前と変わらず素敵な先輩でした。 久しぶりの現代劇だったので“今どきの服装”を着ることができて、現場でウキウキしていました。もちろん、撮影も楽しかったのですが、まず苦労が浮かびます(笑)。