クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

おかえり薫ちゃん! 『相棒』“亀山薫”時代の名エピソード5選

エンタメ

関連 :

水谷豊

寺脇康文

■「レベル4~前後編・薫最後の事件」(season7 第8・9話)


ドラマ『相棒』season7・第8/9話「レベル4~前後編・薫最後の事件」より(C)テレビ朝日・東映
 国立微生物研究所の職員が殺害され、感染すれば必ず死に至る“殺人ウイルス”が盗まれるという前代未聞の事件が発生。右京と薫は同研究所の職員でウイルスの生みの親・小菅(袴田吉彦)が犯人らしいと突き止める。事件を起こした目的を“ゲーム”だと言う小菅。緊張の走る中、小菅と特命係の命を懸けたゲームが始まる。

 この回は、サブタイトルにもあるように薫の“最後の事件”となるだけに、放送開始当初からのファンには“胸アツ”なシーンが多い。例えば前編で、薫が小菅の人質になってしまうシーン。一旦捕まるものの、逆に見事に小菅を倒す薫の姿に、右京と出会った頃の彼を思い出したファンは多いだろう。なにしろ薫は、うっかり立てこもり犯の人質になってしまったという失態を犯したことで特命係へ左遷されたのだ。今回はあの時の経験をしっかり生かして、見事犯人逮捕に成功した。

 また後編では、これまで100を超える事件を解決してきた右京と薫の“まさに相棒”なシーンも。右京の推理を信じ、殺人ウイルスがまん延しているかもしれない隔離室へ突入した薫。周りに止められても、「何年、あの人と相棒やってると思ってるんですか」と右京への信頼を貫いた。

 そしてこの事件解決後、薫は高校時代の友人の遺志を継ぎ、腐敗政治がはびこる南アジアの小国・サルウィンへと旅立つことを決意。右京が薫に最後にかけた言葉は非常にシンプルながら、2人の関係にとってはそれで十分伝わるのだろう。

■初代、そして新たな“相棒”となる薫・右京の行く末に期待

 こうしてサルウィンへと旅立ち、season21で満を持して帰国した薫。第1話では教え子を失うというつらい経験をしたが、ここからどのようにして右京の“相棒”に戻っていくのか。離れていた14年間でお互い経験したものを持ち寄り、再び共に進むこととなる2人から目が離せない。(文:小島萌寧)

 ドラマ『相棒 season21』は、テレビ朝日系にて毎週水曜21時放送。

3ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る