有村架純、竹内涼真、向井理…人気女優&俳優の“神対応”
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いいことも悪いことも瞬く間に拡散されるSNSの時代。俳優たちも戦々恐々という状況だが、拡散されるのがポジティブな情報なら、これ以上の宣伝はない。何しろ、無料でいい噂が周知されるのだから。これからの芸能活動は、インターネットを無視できなくなってきた。そんな中でも、ファンへの対応が良い“神対応”ぶりに定評のある俳優たちをクローズアップしてみた。
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■ 吉川晃司、非公開でボランティア活動 コメントでも”大人の対応”
最終回を迎えた『下町ロケット』(TBS系)では、帝国重工の財前部長役が評判の吉川晃司。ドラマでは佃製作所の佃航平(阿部寛)の熱いエンジニア魂に打たれて佃と友情のコンビを組むが、吉川本人も熱い気持ちの持ち主のようだ。2011年の東日本大震災の際も被災地に赴き、テントを張ってのボランティア活動を非公表で行っていたが、今年7月の西日本豪雨でも、現地入りしてボランティア活動に従事。今回もSNSなどで自ら発信することはなく、一切を非公開としていた。
しかし、現地での活動の様子が目撃情報とともにネット上に流出、「公表せずにボランティアに行くとは素晴らしい」と話題になった。これを受け吉川は、自身の会員制モバイルサイトで「マスコミ同伴で炊き出しするもよしじゃない? 被災地の状況を発信しながら関わるもよしじゃない? 人それぞれ思う形は違うしね」とコメントを発表。公表しつつボランティアをしている人たちにも配慮のみられる大人の対応で、大事なのは人を助ける活動をすることであって公表するか否かは本質とは無関係との考え方を伝えた。また、自分が公表しないのは、チャンスがあれば何度も足を運んで役に立ちたいので、混乱を招かないための方策だったことも明かしている。
■ 竹内涼真は心もイケメン ファン1500人、5時間のイベントで笑顔絶やさず
同じ『下町ロケット』で佃製作所の若き技術者・立花洋介を演じた竹内涼真も、“神対応”が話題になる1人だ。一般の人たちと触れ合えるイベントが大好きと公言する竹内だが、昨年の写真集発売時には抽選に当たった1500人のファンが会場へつめかけた。これだけの人数としっかり握手を交わすのは重労働だが、竹内は一人ひとりの目を見ながら終始その場を楽しみ、握手をしていたという。
また、前年のカレンダー発売時のイベントではハグのサービスもあり、5時間という長丁場になったが、ファンを喜ばせる前に自分が本気で交流を楽しんでいることが、気持ちの伝わるポイントなのだろう。イケメンは心もイケメンということか。
■ 向井理「立ってますね」 とっさの行動にファン感激
最近、ファンへの神対応ぶりがニュースになったのが向井理。11月に大阪で開かれた主演ドラマ『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』(WOWOWプライム)のトークショーに登壇した向井は、河毛俊作監督と共にあいさつをすませると、MCから着席を促された。
ところが、後ろのほうの客席からは向井の姿が見えなかったらしく、つめかけたファンの落胆ぶりをいち早く察した向井は、「見えないんですよね? じゃあ、立ってますね」と、着席せずに立ったままで約30分間のトークショーに臨んだのだ。この優しさにはその場にいたファンは全員が感激した様子だったとか。
■ 有村架純 明石家さんまも絶賛した東大生への神対応
ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で教え子との禁断の愛に走る教師役が話題になった女優・有村架純も、“神対応”を心がけているようだ。9月17日放送の『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、東大生の無茶ぶりに笑顔で対応した。MCの明石家さんまが東大生たちとトークを繰り広げる人気番組だが、このときは東大法学部の学生が記者になって芸能人に突撃リポートする企画で、有村がターゲットに選ばれた。
ところが、この学生の空気を読まないマイペースぶりにネット上の視聴者の反応は引き気味。特技というモノマネを披露するも、さんま以下、スタジオの面々も呆れ気味に。そんな中、有村は満面の笑顔で「似てました!」とポジティブなコメントをして、学生をフォロー。気を良くした学生は、ますます暴走ぶりを発揮してしまうことになったが、終始、有村はフォローを入れる神対応で、学生も番組も支えきった。これにはMCのさんまもべた褒め、ネット上も「架純ちゃん天使!」など、有村を絶賛するコメントであふれ返っていた。(文:志和浩司)