夏休み映画は豊作揃い!宇宙船からゴジラ、ワンピース…洋画・邦画・アニメが目白押し
うっとうしい梅雨が抜けると、いよいよ夏休みシーズン到来!海や山で滝汗かきながらアウトドアを満喫するのも健康的だが、昨今は暑すぎて熱中症も多発しているので要注意。たまには目先を変えて、空調の効いた映画館で、ポップコーン&コーラをお伴にスカーッとするエンタテインメント作品を堪能してはいかがだろう。今年はとくに、CGをふんだんに使ったバラエティ豊かな作品が勢ぞろい。とくに続編やシリーズものが多い点に注目したい。
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すでに公開中の2本のハリウッド映画、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』と『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。いずれも大ヒットした作品の続編だが、前作を観ていなくても単独作品として十分に楽しめる。『アリス~』は、ジョニー・デップ演じるマッドハッターを守るため、アリス役のミア・ワシコウスカが度肝を抜くアクションを披露し、一方の『インデペンデンス~』では、アメリカ合衆国を呑み込むほど巨大化した宇宙船が降り立ち、モンスター級のエイリアンが大暴れ。PRのために来日した主演のジェフ・ゴールドブラムは、“破壊王”ローランド・エメリッヒ監督の破天荒な発想に「ワクワクが止まらない!」と終始興奮気味だった。
そして、夏休みの本丸といえばアニメ!まずは、世界中のファンが注目する『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』(公開中)、前作『ファインディング・ニモ』にも登場したドジな愛されキャラ・ドリーの活躍を描いた『ファインディング・ドリー』(公開中)、さらには原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める劇場版第13弾『ONE PIECE FILM GOLD』(7月23日公開)と、人気・実績ともに申し分のない3作品が勢ぞろい。どれを観ようか迷うくらいなら、いっそまとめて3連発のアニメデーを作って楽しむのも悪くない。
また、夏といえばサメ映画!ということで、今年もテレビ東京では「サメ祭り」を開催し、なんとサメが宇宙へ行く『シャークネード』をはじめ、選りすぐりのB級映画を放送中だが、今月23日に公開される最新作『ロスト・バケーション』が、あの名作『ジョーズ』に勝るとも劣らぬ怖さとの評判で、その勢いをいっそう盛り上げる。『ゴシップガール』の美女ブレイク・ライヴリーがセクシーなビキニ姿で巨大ザメと激闘するシーンは女子も男子も(主に男子?)釘づけ間違いなし!
そして最後は、やっぱり気になる“コレ”だろう。オールドファンからマニアまで、その完成を今か今かと待ち望んでいた『シン・ゴジラ』(7月29日公開)。フルCGで挑むその出来栄えは、果たして「新」なのか、「真」なのか、それと「進」なのか。いずれにせよ、公開と同時に話題となりそうな予感がする。
なお、今年は8月に入っても、『ゴーストバスターズ』(8月19日公開)や『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(8月26日公開)など、大ヒット作のリブート&シリーズ最新作が目白押し。まるでアンがぎっしり詰まったアンパンのような夏の映画界、心の虫歯にご用心!?