亀梨和也WOWOWドラマ『正体』 黒木瞳、市原隼人、貫地谷しほり、上川隆也の出演発表
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KAT‐TUNの亀梨和也が主演を務め、2022年3月に放送・配信スタートする『連続ドラマW 正体』(WOWOW)の新キャストとして、黒木瞳、市原隼人、貫地谷しほり、上川隆也の出演が発表された。物語の前半で死刑囚・鏑木(亀梨)と出会い、彼に救われるも、その“正体”に苦悩する人々を演じる。
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本作は、染井為人のサスペンス小説『正体』(光文社)を、WOWOWの連続ドラマ初主演となる亀梨、『事故物件 恐い間取り』でもタッグを組んだ中田秀夫監督のメガホンで実写化する。
ある夫婦の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶。移送中に脱獄した彼は、逃走しながらも潜伏先で出会う人々をさまざまな窮地から救っていく。なぜ彼は人々を救っていくのか。果たして彼の本当の“正体”とは―。
黒木が演じるのは、鏑木が容疑者とされている事件の被害者夫婦の母親であり、事件の唯一の目撃者でもある井尾由子。以前から若年性認知症を患っており、現在は事件のトラウマを抱えながら介護施設で療養している。
市原が演じるのは、鏑木が名前を“遠藤雄一”に変えて工事現場の作業員として潜伏する「牛久保土木」の同僚・野々村和也。劣悪な労働環境を変えるべく鏑木と協力し、やがて友情を育んでいく役柄だ。
貫地谷は、鏑木が名前を“那須隆士”に変えてWEBライターとして潜伏するWEB編集プロダクション「メディアトレンダーズ」のライター兼ディレクターの安藤沙耶香にふんする。身よりのない鏑木を気遣い、自宅にて一緒に暮らし始め、次第に鏑木に対し恋心を抱いていく。
上川が演じるのは、痴漢の冤罪被害に遭った弁護士の渡辺淳二。陸橋から飛び降りようとしたところを鏑木に救われ、自身の冤罪を晴らすため鏑木の力を借りながら奔走する。
「お話をいただいてからすぐに原作を読み、大変面白い小説だなと思いました」という黒木は、「私の演じる由子は、今まで演じたことのない若年性認知症です。重責もありましたが、撮影が楽しみでした」とコメント。市原は「中田監督とご一緒できる喜びに浸っていました。現場に誰よりも愛情を注ぐ監督の姿に魅了され、改めて直向きに作品と向き合える喜びを噛み締められた事を心から感謝しております」と話す。
貫地谷は、主演の亀梨について「前回共演した時は兄妹役でしたので、今回少し恥ずかしいかなと思いましたが、逆にやりやすくて素敵な時間を過ごせました」と撮影を振り返った。上川は視聴者に向けて「この物語の根底に流れているのは『希望』。誰しもが持っている仄暗い部分にも差し込む光はきっとある。そんな微かだけれど力強い光を亀梨さんの演ずる鏑木慶一から感じ取って頂けたらと思います」とメッセージを寄せた。
『連続ドラマW 正体』は、WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて2022年3月より放送・配信。