東山紀之が主演を務める人気時代劇・必殺シリーズの最新作『必殺仕事人』（ABCテレビ・テレビ朝日系）が2022年新春に放送されることが決定し、シリーズ初登場となるKing ＆ Princeの岸優太と、なにわ男子の西畑大吾がゲスト出演することが発表された。

　2007年に東山主演のシリーズとして復活して以来、15年目に突入する必殺シリーズ。今回も東山のほか、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一、松尾諭、生瀬勝久、キムラ緑子、中越典子といったレギュラー陣が脇を固める。

　毎回世相を反映した問題が繰り広げられることで話題となっている本作。今回は『SNSの怖さ』をテーマに、根も葉もないうわさが生む悲劇や、無自覚に人を傷つけてしまうことの恐ろしさを描き出す。今作には、神出鬼没のアーティスト、バンクシーならぬ『晩来（ばんくる）』が登場。この人物は、人々が寝静まった夜中に現れ、世にはびこる悪事を落書きに残して去って行くことから『晩来』と呼ばれるようになった正体不明の絵師。日々の暮らしに不満を募らせている人々が、この落書きを大絶賛し始めたことで、晩来は一躍時の人となる。

　そんな本作にゲスト出演することが決まったのが、バラエティー番組などでも大活躍中の人気グループ・King ＆ Princeの岸と、11月12日に「初心LOVE」でCDデビューを果たすなにわ男子／関西ジャニーズ Jr.の西畑。飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けている20代の若手2人が兄弟にふんし、ジャニーズ最年長の東山の胸を借りて必殺ワールドに飛び込む。

　岸が演じるのは、小五郎（東山）の下で働く正義感の強い岡っ引き・亥吉。権力に屈する奉行所の面々に失望した亥吉は、西畑演じる卓越した才能をもつ弟で絵師の才三とともに、『晩来』として世に隠れた悪事を暴き始める。しかし、亥吉と才三の“世直し”は次第にエスカレートしていき…。

　主演の東山は、後輩との共演に、「藤田まことさんからバトンを受け継いで15年、僕も若い2人を迎える立場になりました。一緒に新しい風を吹かせていきたいと思います」とコメント。

　一方岸は、「長く愛されているドラマなので、自分と大吾が入ることでまた新しい風を吹かせたいと思っています。老若男女全ての方々に楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ見ていただきたいです」、西畑は、「風刺的な部分もあって、皆さんに楽しんでいただける内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せた。

　スペシャルドラマ『必殺仕事人』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて2022年新春放送。