俳優の綾野剛が主演するドラマ『アバランチ』（カンテレ・フジテレビ系／毎週月曜22時）の第3話が今夜放送。第3話では、ホステスが何人も不審死を遂げている高級会員制サロンに謎の集団・アバランチのリナ（高橋メアリージュン）が潜入する。

　本作は、主人公・羽生誠一（綾野）が所属する謎に包まれたアウトロー集団・アバランチ（Avalanche＝雪崩）の活躍を描き、人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。綾野のほか、アバランチメンバーとして警視庁特別犯罪対策企画室・室長の山守美智代役で木村佳乃、山守の部下の警察官・西城英輔役で福士蒼汰、天才ハッカー・牧原大志役で千葉雄大、元自衛官・明石リナ役で高橋メアリージュン、元所轄刑事・打本鉄治役で田中要次が出演。さらに渡部篤郎が特別出演する。

　六車（板尾創路）と黒田（嶋田久作）の汚職を暴いたものの、黒幕である大山（渡部）がなかなか尻尾を出さないことを受けて、山守（木村）は、各界の超VIPが通う高級会員制サロン・悠源館を経営する黄月蘭子（国生さゆり）に次の狙いを定める。

　蘭子は、悠源館で交わされた密約や談合といった情報を利用し、総理大臣の郷原（利重剛）の信用をも得ていた。山守は、蘭子が隠し持つと言われる極秘情報が詰まった通称「Kファイル」を手に入れ、裏で糸を引く大山をあぶり出そうと考えたのだ。

　牧原（千葉）でも手出しできないほどのセキュリティーが導入されている悠源館に、身分を偽ってホステスとして潜入することになったリナ（高橋）。ここ数年、従業員のホステスが何人も不審死を遂げている悠源館に対し、リナはある特別な思いを抱えていた。そんなリナの怒りと悲しみを察した羽生は、彼女を心配するが…。

　その頃、西城（福士）からアバランチの真の目的を問い詰められた山守は、3年前に起きた事件について語り始める。その一方で、アバランチの正体を突き止めようと暗躍する大山の手が、山守のすぐそばまで伸びてきて…。

　ドラマ『アバランチ』第3話は、カンテレ・フジテレビ系にて11月1日22時放送。