『ザ・バットマン』ペンギン主役スピンオフドラマ始動 コリン・ファレルが出演交渉中
映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』のスピンオフシリーズとして、ヴィランのペンギンを主役にしたドラマがHBO Maxで始動したことが明らかになった。
【写真】コリン・ファレル、特殊メイクでまるで別人! 『ザ・バットマン』撮影風景
ペンギンことオズワルド・チェスターフィールド・コブルポットは、アメコミ「バットマン」に登場するスーパーヴィラン。これまで、『バットマン リターンズ』ではダニー・デヴィートが、ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』ではロビン・ロード・テイラーが演じ、2022年公開予定の『THE BATMAN―ザ・バットマン―』では、特殊メイクを施したコリン・ファレルが、まるで別人のような姿で演じている。
Varietyによると、スピンオフシリーズでもコリンに声がかかっているものの、現段階では何も決まっていない状況だという。『エージェント・オブ・シールド』や『CHUCK/チャック』のローレン・ルフランが脚本を手掛け、現在製作の初期の段階にあるそうだ。
スピンオフシリーズは、ペンギンがゴッサムシティで力を持つようになるまでが描かれる見込み。『THE BATMAN―ザ・バットマン―』のマット・リーヴス監督とプロデューサーのディラン・クラークが、それぞれの制作会社、6th & IdahoとDylan Clark Productionsを通じて製作総指揮として参加し、ワーナー・ブラザースが制作を手掛ける。
HBO Maxでは、ジョー・バートンをショーランナーに、ゴッサム警察を舞台にしたドラマの製作が決まっており、本作が実現したら『THE BATMAN―ザ・バットマン―』のスピンオフとして2作品目となる。
このほかHBO Maxでは、いくつかDCコミック原作のシリーズが進行中。ジョン・シナ主演で、『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ『Peacemaker(原題)』が製作されるほか、『グリーン・ランタン』のドラマ化作品、『Justice League Dark(原題)』シリーズの製作も決まっている。
映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』は、度重なる延期を経て、2022年3月に全米公開予定。ロバート・パティンソンがバットマンを演じるほか、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ、ジェフリー・ライト、アンディ・サーキスらが出演する。