ボーイズグループ発掘オーディション“THE FIRST”がついに完結し、デビューメンバー7名が決定。グループ名が「BE：FIRST」に決まり、8月16日にプレデビュー楽曲「Shining One」を配信することが発表された。

　“THE FIRST”は、アーティストSKY‐HIが昨年設立したマネジメント／レーベル“BMSG”主催によるボーイズグループオーディション。SKY‐HIが自腹で1億円以上を出資して開催していることや、参加者のレベルの高さ、そしてライバル、プロデューサーといったそれぞれの立場を超えて全員が絆を深めていく姿が感動を呼んでいた。

　オーディションの模様は、情報番組『スッキリ』（日本テレビ系）が密着し、9日からは“真夏のザスト祭”と銘打ち、最終審査の模様を5日連続で放送。そして遂に本日13日放送回にて、ここまで勝ち残った10名の中から、デビューメンバーが決定した。

　メンバー発表に先立ち、デビューするグループ名が「BE：FIRST」となること、さらにメンバーの人数が、当初予定していると言われていた5名ではなく7名となることがSKY‐HIから告げられる。驚きを隠せない10名だったが、そんな彼らを前に、SKY‐HIが一人ひとり名前を読み上げる。

　そしてメンバーに決定したのは、ダンス世界一を4度経験しながら、新たな道へと最後までブレずに進んだ男・ソウタ、「『THE FIRST』がなかったら音楽を続けていたか分からない」と語るシュント、最終審査までずっと課題と言われていた感情表現を見事に克服、圧倒的なパフォーマンスを見せたマナト、14歳ながら神がかり的なアーティシズムを常に発揮し続けてきた“天才児”リュウヘイ、歌・ダンス共にレッスン経験なしの状態から輝き続け、最後の最後で劇的な伸びを見せたシンデレラボーイのジュノン、「皆に恩返しをしたい」と語った、ラップ・歌・ダンスとオールラウンダーのリョウキ、SKY‐HIに「あなたの名前を呼んで完結させたかった」と言わしめた、誰よりもチームのことを考え、誰よりも悩んだ男、レオという7名。

　さらに、惜しくも最終選考でもれた3名を前に、SKY‐HIが驚きの発言を連発。ショウタには「一緒に音楽を作る仲間としてこれからも進んでいきたい」と、グループ、ソロどちらも視野に入れたアーティスト契約を打診。そして、ランとレイにもそれぞれ練習生としての契約を打診した。

　SKY‐HIは、「まっすぐ進んでいけば、また必ず線が重なる時が来るから」と全員へコメント。「THE FIRST」があくまでも“最初の一歩”であることを語り、恒例の「THE FIRST！」の円陣で締めくくられた。

　なお、「BE：FIRST」は、“THE FIRST”最終審査の課題曲であった「Shining One」を8月16日にプレデビュー曲として配信リリースし、ミュージックビデオを公開することも発表された。