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西島秀俊、岡田将生の強いまなざし 『ドライブ・マイ・カー』本ビジュアル解禁

映画

 主演に西島秀俊、共演に岡田将生や三浦透子らを迎えて村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』より、キャスト陣の強いまなざしが印象的な本ビジュアルが解禁された。

【動画】『ドライブ・マイ・カー』予告編

 妻を失った男の喪失と希望をつづった村上春樹による短編小説『ドライブ・マイ・カー』を原作に、同作にほれ込んだ濱口監督が映画化を熱望、自ら脚本も手掛けた本作。西島が愛する妻を失った舞台俳優の家福悠介役で主演し、喪失を抱えながら希望へと1歩を踏み出していく主人公の心の機微を繊細に表現。そのほか、寡黙でありながら芯のある本作のヒロインでドライバーの渡利みさき役を、歌手としても活躍する三浦透子、物語を大きく動かすキーパーソンの俳優・高槻耕史役を岡田将生、家福の妻・音役を霧島れいかがそれぞれ務める。

 舞台俳優で演出家の家福は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごす中で、それまで目を背けてきたあることに気づかされていく―。

 本ビジュアルは、家福(西島)、みさき(三浦)、高槻(岡田)の3人が、家福の愛車である真紅の“サーブ 900”を背に、それぞれの想いを秘めながら強いまなざし向ける姿を捉えたもの。横には「この運命から、目を逸らさない――。」というキャッチコピーが添えられており、3人が想像もつかない運命をたどりながら、そこから目をそらさずに対峙していく展開を予感させるビジュアルとなっている。

 現在開催中の第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に、日本映画として唯一出品されている本作。ワールドプレミアとなった公式上映後は「悲しみと再生について描いた、深い感動の物語!(Variety) 」、「濱口監督は、世界的な才能の持ち主であることを証明した(Little White Lies) 」など海外メディアの絶賛レビューが続出。Screen International誌が掲載する批評家たちによる「星取表」では、4点満点中3.5というハイスコアを獲得した。フランス現地時間7月17日19時25分から行われる授賞式に注目が集まる。

 映画『ドライブ・マイ・カー』は8月20日より全国公開。

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