武井壮、連続テレビ小説初出演 『カムカムエヴリバディ』で帝国軍人役に
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女優の上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がトリプル主演する2021年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)の追加キャストとして、武井壮、世良公則、紺野まひるらの出演が発表された。連続テレビ小説初出演の武井は帝国軍人役を演じる。
【写真】朝ドラ『カムカムエヴリバディ』世良公則、村雨辰剛ら新キャスト
本作は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘3世代のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。日本でラジオ放送が始まった日に生まれた初代ヒロイン・橘安子(上白石)、2代目ヒロイン・るい(深津)、3代目ヒロイン・ひなた(川栄)と、3人のヒロインがラジオ英語講座を聴き続けることで、夢への扉を開いていく。
今回発表された追加キャストは、上白石演じる初代ヒロイン・橘安子を取り巻く人々を演じる、村雨辰剛、世良公則、前野朋哉、紺野まひる、堀部圭亮、徳井優、若井みどり、西川かの子、武井壮の9人。
村雨は、日本で英語が通じる困っているところを安子に助けられる米軍将校ロバート・ローズウッド役、世良は喫茶店のマスター・柳沢定一役、前野は定一の息子・柳沢健一役、紺野は安子が大阪で出会う主婦・小川澄子役、堀部は商店街の荒物屋の店主・赤螺吉兵衛役、徳井は橘家に押しかけてくるこわもての借金取り・田中役、若井は大阪の下宿の大家・小椋くま役、西川は雉真繊維を営む名家に仕える女中・村野タミ役、武井は雉真繊維に軍服の製造を依頼する海軍主計中佐・神田猛役をそれぞれ演じる。このうち村雨と武井は連続テレビ小説初出演。
武井は「連続テレビ小説『花子とアン』のスピンオフ『朝市の嫁さん』以来の朝ドラ出演になり、出演シーンは少ないですが作品に携わることができて本当にうれしいです。今回演じさせて頂くのは帝国軍人の役柄なので、その威厳ある雰囲気、そしてその役にふさわしい強い肉体を作り上げて、できる限り苦しい訓練に耐えた彼らの生きざまを表現できるように撮影に臨ませていただきます」とコメント。
一方、主演の上白石は「『カムカムエヴリバディ』の撮影が始まり、昭和の岡山を生きています。春の陽気に包まれた現場はとても明るく穏やかで、まさにこの作品の空気感そのものです。毎朝撮影に行くのがうれしくて仕方ありません。藤本さんが紡がれるすばらしい脚本は、出演者の皆さまを介するとさらに密度を増し、この上なく胸に響きます。その場にいるだけで、安子として息をすることができます」と報告。新たに発表された出演者について「これから合流される方々もいらっしゃいますが、どなたも物語にとって大切な存在ばかり。早くお会いしたいです」としている。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、今秋よりNHK総合にて毎週月~土曜8時ほか放送。