スピルバーグ監督が自伝的映画製作へ ミシェル・ウィリアムズが出演交渉中
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数々の名作を生み出したスティーヴン・スピルバーグが、自身の幼少期を基に描く新作映画で監督を務めることが明らかになった。女優のミシェル・ウィリアムズが、スピルバーグの母親に着想を得た役で出演交渉中だという。
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Deadlineによると、本作はアリゾナで育ったスピルバーグの幼少時代を基に映画化するもの。タイトルは未定。スピルバーグはこれまで何度もタッグを組んできた脚本家トニー・クシュナーと共に、脚本を手掛ける。スピルバーグが脚本を担当するのは、2001年に公開された『A.I.』以来、久しぶりのこと。
現在は、さまざまな年齢の子役などキャストを探しており、中には幼いスピルバーグを思わせるキャラクターも含まれるという。今年末に撮影をスタートし、2022年中に公開される予定。
スピルバーグは、アリゾナ州で幼少期を過ごした経験が、自分の作品のテーマやキャラクターに影響を与えたことを明かしている。2017年にはHBOでドキュメンタリーが放送されたが、幼少時代に焦点を当てた作品は、これが初めてとなる。
今年12月10日より、監督を務めた映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が、アメリカで公開される予定のスピルバーグ。同作はすでに昨年中に完成していたものの、新型コロナウイルスの影響で公開が先延ばしになっていた。時間が空いたことで、作品の構想を練る時間ができ、本作の映画化を決意したという。