綾野剛主演『ホムンクルス』 衝撃のホムンクルスたちを捉えたVFXシーンカット公開
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俳優の綾野剛が主演を務める映画『ホムンクルス』より、ホムンクルスの世界が垣間見れる衝撃のVFXシーンの場面写真が解禁。併せて、入場者特典となる、原作者・山本英夫描き下ろしイラストが付いた特製クリアファイルのビジュアルが公開された。
【写真】女性の目の部分にも注目 映画『ホムンクルス』VFXシーンカット&場面カット
本作は、累計発行部数400万部突破、約10年前に連載が完結した山本英夫による伝説的カルト漫画の映画化。記憶も社会的地位もなくしたホームレスの主人公(綾野)が、頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受け、左目に人間の心のゆがみが異形となって見えるようになるという衝撃のストーリーを描く。
綾野のほか、メインキャストとして成田凌、内野聖陽、岸井ゆきの、石井杏奈が出演する。監督は、『呪怨』シリーズや現在公開中の『樹海村』など国内外で活躍する清水崇。主題歌は、プロデューサー/ソングライターの常田大希が率いる音楽ユニット・millennium paradeが、本作のために楽曲「Trepanation」を書き下ろした。また、millennium paradeに参加しているermhoiと江崎文武が劇中音楽を担当している。
一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る記憶喪失の名越進(綾野)の前に、ある日突然、医学生・伊藤学(成田)が現れる。そして伊藤に薦められ、名越は期限7日間、報酬70万円を条件に、第六感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受けることになる。術後、名越が右目を瞑って左目で見ると、人間が異様な形に見えるように。その現象は、「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」と言う伊藤。そして彼は、その異形をホムンクルスと名付けた。やがて、ホムンクルスと化した人々の心の闇と対峙していく中で、名越の過去が徐々に紐解かれ、自らの失った記憶と向き合うことになる。
解禁された場面写真は、綾野演じる名越や「ホムンクルス」と呼ばれる異形たちの姿が写し出されたVFXシーンの数々。ロボットのようなカットや、そんなロボットの腕となっている名越、そして全身にメガネがかかっている男の姿など、謎が謎を呼ぶものばかり。さらに、もう一人の謎の女にふんする新人女優・伊東茄那の姿も切り取られており、彼女がどのように名越と関わっていくのか、気になる場面写真となっている。
併せて公開された入場者特典のA5サイズのクリアファイルは、表面が綾野ふんする名越の全身が写し出されたティザービジュアル、裏面がそのティザービジュアルをイメージして原作の山本が描き下ろしたイラストが使用されたもので、真っ赤な背景が印象的なクリアファイルとなっている。
また、劇場だけで見られる、原作者・山本による描き下ろしイラスト付きの特別映像『原作漫画×映画コラボレーション映像 Message from Hideo Yamamoto』が、本編エンドロールの後に上映されることが決定。ermhoi、江崎の音楽と共に映画の余韻をさらに楽しめるこの特別映像にも注目だ。
映画『ホムンクルス』は4月2日より期間限定公開。