高岡早紀『リカ』パワーアップして映画化　宙を舞い、壁を登る！　強烈予告解禁

映画

公開日：2021/3/24 08:00

高岡早紀『リカ』パワーアップして映画化　宙を舞い、壁を登る！　強烈予告解禁の

【動画】リカがパワーアップ！　『リカ～自称28歳の純愛モンスター～』予告編

　原作は、第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、累計65万部を突破した五十嵐貴久の人気サイコスリラー小説『リカ』シリーズ。原作ファンから映像化を期待する声が大きい『リターン』をベースに、2019年のドラマの最終回で、捕まったはずの警察を抜け出して愛する人の元へと向かったリカのその後を描く。

　主人公・雨宮リカを演じるのは、ドラマに続き高岡早紀。衝撃的なせりふと振り切った演技で「リカ」ワールドへ引き込んでいく。幼い頃から愛に恵まれなかったリカは、夫像、結婚像、家庭像に少女のような憧れと純粋さを持つ、自称28歳の女性。運命の男性に出会ったとき、彼女のピュアな愛情はさく裂し、愛する人を手に入れるためなら手段を選ばない最恐の“純愛モンスター”と化していく。

　リカの新たな運命の相手には市原隼人。リカをおびき寄せるため、マッチングアプリを通じてコンタクトをとり、その怪しげな魅力に次第に引かれていく警察官・奥山次郎を演じる。奥山の婚約者で同じくリカを追う警察官・青木孝子に内田理央。青木の先輩で公私にわたり面倒を見る梅本尚美役を佐々木希が演じる。その他、尾美としのり、マギー、水橋研二、岡田龍太郎、山本直寛が脇を固める。

　ビジュアルでは、リカが「新しい恋」を花言葉に持つハイビスカスを持ち、笑みを浮かべている。「惚れたら、死ぬ」というおどろおどろしいキャッチコピーと、乙女心を感じさせるビジュアルのアンバランスさが際立っている。

　予告は冒頭から、「雨宮リカ、28歳です」という象徴的なせりふをさく裂させるリカが異彩を放つ。生きている人間を外科手術の要領で切り刻み、胴体だけを連れ去ったリカ事件から3年がたった今、胴体のみの遺体が発見されたことから、警察は再びリカ事件の捜査を開始。奥山は容疑者のリカをマッチングアプリでおびき寄せる作戦に出る。魂の片割れを探していると偽る奥山を運命の人だと直感したリカは、「会ってみたい…！」と恋心を募らせる。

　リカはドラマからバージョンアップし、追手から逃げる高速走りに加え、スパイダーマンのように空を飛び、壁を登るシーンが強烈なインパクトを残す。純愛を邪魔する人間たちへの「死ねばいい！」という痛烈なせりふは、まさに純愛モンスターの心の叫び。“怖すぎて笑える”狂気のラブ・サイコ・スリラーへの期待が高まる予告となっている。

　高岡は「今回は映画になって更に突っ走るリカは突っ込みどころ満載ですが、それも含めて楽しんで頂けたら嬉しいです」、市原は「サイコパスなリカの世界に入り込んでしまい取り返しのつかない結末を迎えてしまいました」とコメントしている。

　主題歌は現在放送中のドラマ『リカ～リバース～』同様にFAKYが歌う「99」。挿入歌としてメンバーのLil’ Fangが歌う「人形の家」が使用される。

　映画『リカ～自称28歳の純愛モンスター～』は6月18日より全国公開。