「チャドウィックは発想力がすごい」ルッソ兄弟が絶賛 『21ブリッジ』本編シーン満載の特別映像
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2020年8月に43歳で死去した俳優チャドウィック・ボーズマンさんの最後の劇場公開主演&プロデュース作品『21ブリッジ』より、プロデューサーであるルッソ兄弟のインタビューと本編シーンを満載した特別映像が解禁された。
【動画】チャドウィック・ボーズマンさんのコメントも『21ブリッジ』特別映像
本作は、ニューヨークのマンハッタン島を舞台に、警察官の父を殺害された過去を持つデイビス刑事(ボーズマン)が、孤立無援の中、街ぐるみの犯罪に挑むクライム・アクション・ミステリー。映画『ブラックパンサー』で主演したボーズマンさんが脚本にほれ込み、主演のみならずプロデュースという形で参加した。製作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の監督ほか、多くのヒット作を手がけてきたルッソ兄弟(ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ)が務める。
特別映像でのインタビューで、製作のアンソニー・ルッソは本作について「子供の頃に夢中だったNYの刑事ものを完全な現代版に再現した」と語る。また、主人公アンドレ刑事を演じたボーズマンさんについて「発想力がすごい」とジョー・ルッソがコメントすると、「製作としての活力や集中力もね」とアンソニーが続け、俳優としてだけでなくプロデューサーとしての手腕も称賛した。
Netflix映画『マ・レイニーのブラックボトム』での好演で賞レースを席巻しており、ゴールデングローブ賞でも主演男優賞にノミネートされているボーズマンさん。本作での演技については「複雑な主人公を演じきった、見る人に多くを問う。楽しみつつ、考えさせられる」と、その演技の深みをジョーは指摘。アンソニーは「実力派俳優の名演に目を奪われる」と、シエナ・ミラー、 J・K・シモンズら共演者たちにも敬意を表した。
映像では、アンドレ刑事がマンハッタン封鎖を決断するシーンや、シエナ演じるフランキー刑事と共に、凶悪犯を追跡する鬼気迫るシーンのほか、ボーズマンさんとブライアン・カーク監督の撮影現場での様子や、「動き出したら止まらない︕」と映画の魅力について興奮気味に語るボーズマンさんを見ることができる。
映画『21ブリッジ』は4月9日より全国公開。