堂本光一、『Endless SHOCK』前人未到の上演1800回達成「全ての方に感謝しかない」
関連 :
堂本光一が12日、都内で開催された『Endless SHOCK ‐Eternal‐』上演1800回達成記念会見に出席。17時30分の部にてミュージカルとしては前人未到の上演1800回を達成し、「支えてくださったジャニーさん、スタッフの皆さん、お客さんら全ての方に感謝しかないです。1800回は支えてくださった皆さんが作ってくれた数字」と感謝した。
【写真】笑顔の堂本光一&上田竜也 『Endless SHOCK』上演1800回達成記念会見より
2000年11月の初演以来、堂本が代役なしで全公演に出演、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けている『Endless SHOCK』シリーズ。現在、20年の歴史の中で初の映画館上映となったスクリーン版『Endless SHOCK』が公開中で、帝国劇場では『Endless SHOCK ‐Eternal‐』が4日より上演している。会見には、共演する上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、石川直、前田美波里も登壇した。
温かい拍手で祝福された堂本は「こうやって皆さんが祝ってくださるからこそ、ちゃんとしないといけないと改めて気が引き締まる思いです」と感慨深い様子。初演時は21歳で帝国劇場最年少座長を務めたが、「ただの若造だった僕に、歴史ある帝劇に立たせてくれたことは感謝だし、改めてすごいことだと思う。今の僕だったら『ふざけんな』と思う」と苦笑いし、「ジャニーさんがフォローしてくれたからこそ、自分が立てた。クレジット的に、(現在、堂本は作・構成・演出も務めているため)もともとジャニーさんがいるところに自分が入って。これだけの責任や重圧をジャニーさんはずっと背負ってきてくれたんだなと感じました」と恩師の偉大さを改めて実感したという。
20年間で何が一番大変だったかを聞かれると、「ステージに立っている時に、自分はなんでこんなに怖い仕事を選んだのかと思うことがある。その怖さが無くなった時が一番よからぬ時だと思いますし、それと隣り合わせでやってきた感覚があります」と打ち明けるも、「言葉では表せられない幸せがある。本当に幸せだから乗り越えられるんですね」と爽やかな笑みを見せた。
また、ジャニー喜多川氏も大事にしていた「Show must go on」については時代によって響きが変わってきたとも。「昔はケガしようが何があろうが、絶対に幕を開け途中で幕を閉じることはない意味合いが強ったですけど、今はつまずいた時に何ができるか、後ろを振り返ってみるからこそ新しいものが生まれるという意味合いに変わってきた」と説明し、「コロナ禍では大変な時に何かいい方向に発想を転換することが大事。今は少し体調が悪ければ休むのが普通で、昔の『無理して頑張れよ』は時代遅れなんです。日々変わっていくと思うので、そこに自分はフレシキブルに柔軟性を持って対応していきたい」と意気込んでいた。