キスシーンから一転、衝撃の展開へ 中川大志&石井杏奈『砕け散るところを見せてあげる』新予告解禁
俳優の中川大志と女優の石井杏奈がダブル主演する映画『砕け散るところを見せてあげる』より、北村匠海や清原果耶ほか豪華キャストが勢揃いした新予告と新ビジュアルが解禁された。
【動画】キスシーンから一転、衝撃の展開へ 映画『砕け散るところを見せてあげる』新予告編
竹宮ゆゆこの同名小説(新潮文庫nex)を原作とする本作は、常識を覆す、衝撃の愛の物語。主人公・濱田清澄役を中川、もう1人の主人公・蔵本玻璃役を石井がそれぞれ演じる。そのほか、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、原田知世、堤真一、木野花といった実力派俳優たちが脇を固め、監督はSABUが務める。
どこにでもいる高校生の濱田清澄(中川)は、“学年一の嫌われ者”と呼ばれて孤立していた1年生の蔵本玻璃(石井)を、いじめの手から救い出そうとする。清澄は玻璃の愛らしさと心根の美しさに気づき、玻璃は清澄に感謝と憧れの想いを抱き、2人は心の距離を縮めていく。だが、玻璃には誰にも言えない秘密があり、玻璃を守り抜こうとする清澄にも“恐るべき危険”が迫る。
新予告は、包帯を巻いて病院のベッドに横たわる清澄(中川)が、警察の取り調べを受けているシーンから始まる。初々しく口づけを交わす清澄と玻璃(石井)など2人の仲むつまじい姿が挟み込まれる中、「どうして君が関わることになったんだろう?」と聞かれ「好きだったからです」と答える清澄。続いて、玻璃(石井)が「私、先輩といるのが一番楽しい」と笑顔を浮かべ、清澄と心の距離を縮めていく様子が映し出される。
しかし彼女には誰にも言えない秘密があり、玻璃の絶叫とともに映像は一転、サスペンスフルな展開へ進んでいく。笑みを浮かべているがどこか不穏な空気が漂う玻璃の父(堤)の横で、なにかに怯えている玻璃。沼に沈みゆくスーツケース、倒れている清澄、といった謎のシーンや、「そいつ、関わるとヤバイんだって」「閉じ込めたって噂」「今ならまだ戻れるぞ」「これで完全に共犯者だな」などの意味深な言葉の数々が散りばめられ、最後は真っ赤に染まった画像でただならぬ様子をにじませる玻璃の「私が好きなのは、先輩です」という声で終わる。果たしてこの物語はラブストーリーなのか、ぞれともサスペンスなのか。そして、秘密とは一体何か。
新ビジュアルは、主演の中川と石井のほか、井之脇、清原、松井、北村、矢田、木野、原田、堤がそれぞれ熱演する姿を切り取ったデザイン。その中で、清澄(中川)と玻璃(石井)、玻璃の父(堤)の3人だけが割れたガラスの前に佇んでいるように描かれており、彼らに何かが起こりそうな不穏な空気を醸し出す。さらに全員が黒い背景に収められ、何かに“捉われている”ことを感じさせると同時に、それぞれの強い眼差しと優しいほほ笑みにどこか希望も感じるようなビジュアルとなっている。
映画『砕け散るところを見せてあげる』は4月9日より全国公開。