『アダムス・ファミリー』実写ドラマ、主人公はウェンズデー ティム・バートン監督&Netflix配信
奇妙なアダムス一家を描くホラーコメディ『アダムス・ファミリー』の長女ウェンズデーを主人公にした実写ドラマシリーズが制作されることが明らかになった。ティム・バートンが監督を務め、Netflixにて配信される。
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本作は、チャールズ・アダムス原作の一コマ漫画を原作にしたホラーコメディ。これまでテレビアニメやテレビドラマシリーズ、アニメーション映画など、数々の映像作品が制作されている。中でも、バリー・ソネンフェルド監督による実写映画が有名で、1991年に公開されると大ヒットし、続編も公開された。
Varietyによると、新しいドラマシリーズのタイトルは『Wednesday(ウェンズデー)』。ソネンフェルド監督作でクリスティーナ・リッチが演じたウェンズデーを主人公に、 8話構成のヤングアダルト向けコメディとして制作されるという。
ドラマでは、ネヴァーモア・アカデミーの学生時代のウェンズデーの活躍が描かれる。彼女が同学校でサイキック能力をマスターし、地元を恐怖に陥れた連続殺人事件を阻止しようと試みる。そして、25年前に両親を巻き込んだ超自然的な謎を解明しようとするという。
バートン監督が全エピソードでメガホンを取り、製作総指揮としても参加。脚本は海外ドラマ『ヤング・スーパーマン』のアルフレッド・ガフとマイルズ・ミラーが脚本を手掛け、製作総指揮とショーランナーも兼任する。
『シザーハンズ』や1989年公開の『バットマン』、『チャーリーとチョコレート工場』などで知られるバートン監督は、1986年に放送された『新・ヒッチコック劇場』の1エピソードでメガホンを取った経験があるものの、テレビドラマでシリーズを通して監督を務めるのはこれが初めて。