ラッセル・クロウが恐怖のあおり運転魔に 眼光に圧倒される場面写真解禁
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オスカー俳優のラッセル・クロウが、あおり運転魔役で主演を務める映画『Unhinded(原題)』が、邦題を『アオラレ』として5月より公開されることが決定。併せてラッセルの鋭い眼光が印象的な場面写真も解禁された。
【写真】ラッセル・クロウが“悪漢”を熱演『アオラレ』場面写真
現在社会問題となっている「あおり運転」の恐怖を描く本作は、シングルマザーが見知らぬ謎の男と信号で言い合いになったことをきっかけに、あおり運転に巻き込まれていく様を描くノンストップ・アクションスリラー。コロナ禍により世界中でロックダウンが相次いだ後の公開にも関わらず、18の国と地域でナンバーワンヒットを記録した。
出演には、謎の男を演じるラッセルのほか、男の暴力的なあおり運転のターゲットになってしまう母親レイチェル役を『移動都市/モータル・エンジン』(2018)のカレン・ピストリアス、息子カイル役を『チャイルド・プレイ』(2019)のガブリエル・ベイトマンが務める。監督は、『レッド・バレッツ』(2011)、『幸せでおカネが買えるワケ』(2009)のデリック・ボルテ。
美容師のレイチェル(カレン)は今日も寝坊。あわてて息子のカイルを学校へ送りながら職場へと向かうが、高速道路は大渋滞。度重なる遅刻に、ついにクビとなる。最悪の気分のまま下道を走るが、信号待ちで止まると、前の車は青になっても発進しない。クラクションを鳴らすがまだ動かず、イラついたレイチェルは追い越してしまう。
すると、つけてきたドライバーの男(ラッセル)が「運転マナーがなっていない」と言ってレイチェルに謝罪を要求。彼女は拒絶して車を出すが、息子を学校に送り届けた後、ガソリンスタンドの売店でその男に尾けられていることに気づく。店員は「あおり運転の常習犯よ」と警告。そして車に戻ったレイチェルはある異変に気付くが、時すでに遅し。信じがたい狂気の執念に駆り立てられた男の“あおり運転”が、ノンストップで始まるのだった―。
解禁された場面写真は3点。ラッセル演じる謎の男が鋭い眼光で相手を“あおる”姿、その男から逃げ惑いながらも必死に戦おうとする母親と息子のひっ迫した様子を切り取ったものとなっている。果たして親子は無事に男から逃げ切れるのか。多彩な役柄を見事に演じてきたオスカー俳優ラッセルの“悪漢”ぶりに期待したい。
映画『アオラレ』は5月全国公開。