ドニー・イェン「この作品を撮るなら彼しかいない」 谷垣健治との強い絆を語る『燃えよデブゴン』メイキング動画
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俳優のドニー・イェンが主演を務め、映画『るろうに剣心』シリーズでアクション監督を務めた谷垣健治がメガホンをとる映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』より、ドニーと谷垣監督の長きにわたる深い関係性が垣間見られるメイキング映像が解禁された。
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本作は、さまざまな不運に見舞われ太ってしまった香港の凄腕刑事が、ある事件の重要参考人を日本に送り届けるため来日し、東京を舞台に巨大な陰謀に立ち向かう姿を描くアクションコメディ。
主演は映画『イップ・マン』シリーズのほか、『ブレイド2』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』など世界的に活躍するドニー・イェン。監督はドニーを師と仰ぎ、数々のスタントコーディネートを共に務めてきた谷垣健治。共演は、日本でファーロンのサポートをする遠藤警部を竹中直人が演じるほか、『孤狼の血』の丞威、黒澤明監督作『乱』に出演したベテラン俳優の渡辺哲が出演。さらに、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーが太った人魚役で映画初出演を果たす。
今回解禁されたのは、ドニーと谷垣監督の長きにわたる深い関係性が垣間見られるメイキング映像で、和やかで活気のある撮影現場の様子と、キャストや監督のインタビューを収めたもの。
撮影現場で生き生きと演出する谷垣監督の映像から始まり、続いてドニーが「健治はベテランのスタントマンで、日本で一番のアクション監督だ。この作品を撮るなら彼しかいない」と力説。その後、監督とドニーが新宿ほか日本の街並みの中で談笑しながらアクションを構築していく様子を捉えた映像や、共演女優のニキ・チョウが「監督とドニーがいると現場が盛り上がる」と2人のコンビネーションを称賛する姿が映し出されていく。
さらにインタビューでドニーは「健治は俺にとって師匠であり親友でもある。黙っていても心が通じるんだ」と谷垣監督との強い絆を強調。一方の谷垣監督は、本作について「ドニーの力強さや動きを映像に収めたかった。時間と労力がかかったよ。カンフーの撮影はとても難しい。派手な動きをたくさん加えた」と語る。また、ドニーは主人公フクロンのアクションについて「ブルース・リーのイメージだ」と明かし「だが体の重さを生かしている。とても重いスーツを身につけているから、アクションシーンはかなり難しかったよ」と撮影時の苦労をにじませた。
映像の後半では、本作のプロデューサーの一人でありシウサー役で出演している香港映画界の重鎮ウォン・ジンが、インタビューに登場。「太ったゴリラが建物の3階を飛び跳ね、悪人たちを思い切り倒していく。この作品は『福星』シリーズの再来だね」と、元祖デブゴンであるサモ・ハン・キンポーの名作を引き合いに出してにこやかに語る。最後は谷垣監督が「ドニーとウォン・ジンのスタイルを合わせた、新鮮なアクションコメディだ」と自信に満ちた様子で作品をアピールするコメントで締めくくられている。
映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』は2021年1月1日より全国公開。