ジブリ新作『アーヤと魔女』12.30放送 キャストに寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳、平澤宏々路
スタジオジブリ初の全編3DCG制作となる長編アニメ『アーヤと魔女』(NHK総合)の放送日時が、12月30日19時30分に決定。また、声優キャストとして、主人公アーヤ役にはオーディションで選ばれた平澤宏々路が抜てきされたほか、寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳が出演することも発表された。
【写真】寺島しのぶ、人生初のアニメ声優に 『アーヤと魔女』キャスト&キャラクター場面写真
本作は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語。6月にカンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作として選ばれた。原作は、スタジオジブリのアニメ映画『ハウルの動く城』の原作者でもある英作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる同名の児童小説。原作を気に入った宮崎駿が長編アニメとして企画し、宮崎吾朗が監督、鈴木敏夫がプロデューサーを務める。
主人公アーヤ役の平澤は「オーディションの時は『合格するのは難しいかもしれないな』と思っていたので、アーヤの声優に選ばれたと聞いたときは本当に嬉しかったです! スタジオジブリには歴代のジブリの作品が沢山飾ってあって、本当にジブリの作品に参加できるのだと実感し、ワクワクしました! この素直な感情をそのまま伝えられるといいなと、思いながら収録させていただきました」とコメントした。
ベラ・ヤーガ役の寺島は「人生初めてのアニメの声優で、スタジオジブリさんの作品に参加させていただけるなんて夢のような体験でした」と話す。
マンドレーク役の豊川は「憧れのジブリ作品にやっと呼んでいただきました。初の声優にドキドキでした。最初のセリフを口にした途端、ワクワクが止まらなくなりました」と明かす。
黒猫のトーマス役の濱田は「アーヤのどんな境遇も受け入れ、顔を上げて突き進む姿に勇気をもらい、笑顔にしてもらい、黒猫の僕に何が出来るかわかりませんが、独り立ち出来るまで、ずっとそばに居ようと思います」としている。
アニメ『アーヤと魔女』は、NHK総合にて12月30日19時30分放送。