病を抱える16歳の少女と不良青年の恋『ベイビーティース』公開決定＆予告解禁
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第76回ヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞（最優秀新人賞）を受賞した映画『ベイビーティース』が、2021年2月19日より公開されることが決定。予告編とビジュアルが解禁された。
【動画】16歳のミラ、最初で最後の恋をヴィヴィットに描き出す『ベイビーティース』予告編
本作は、病を抱える16歳の少女ミラと、孤独な不良少年モーゼスが織りなすラブストーリー。監督は、本作で長編デビューを果たしたシャノン・マーフィー。前衛的な世界観で、少女の最初で最後の恋をヴィヴィットに描き出し、世界各国の映画祭で高評価を獲得。Variety誌が選ぶ「注目すべき10人の監督」にも選出されている。
ミラ役は、映画『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』で注目を集め、Hollywood Reporter誌の「次世代スター10人」にも選ばれたエリザ・スカンレン。モーゼス役には、本作での演技で第76回ヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞（最優秀新人賞）を受賞したトビー・ウォレス。新進気鋭の俳優2人が、フレッシュでダイナミックな演技を披露する。
病を抱える16歳のミラは、孤独な不良青年モーゼスと出会い恋に落ちる。ミラの両親は、娘の初めての恋を心配し猛反対。それでもミラは、怖いもの知らずで自分を特別扱いせずに接してくれるモーゼスに惹かれ、彼との刺激的でカラフルに色づいた日々を駆け抜けていく…。
予告編は、ミラ（エリザ）とモーゼス（トビー）のドラマティックな出会いのシーンからスタート。「すごく野性的な人なの」と初めての恋に胸躍らせるミラ、粗野で不器用ながらもミラに寄り添うモーゼス。娘を想うあまり、時に激しくぶつかり合いながらも向き合っていく両親。それぞれが、ミラの命の期限に直面し、感情をぶつけ合う姿が映し出されていく。
「君と一緒にいたい」「また会いたい」とお互いに語りかける2人。映像の終盤では、ミラとモーゼスが過ごした日々の美しい瞬間を切り取った写真も散りばめられ、切なくも愛おしいクライマックスを予感させるエモーショナルな予告編となっている。
ビジュアルは、髪の色をターコイズブルーにしたミラが、生き生きとした眼差しでプールサイドに座る姿を捉えたもの。その横には「恋してる。生きている。」というコピーが添えられている。モーゼスと出会い、日々がカラフルに色づきだしたミラの生命力あふれる世界を表現した鮮やかなデザインとなっている。
映画『ベイビーティース』は2021年2月19日より全国公開。