女優の木村佳乃が主演を務め、吉田羊、仲里依紗が共演するドラマ『恋する母たち』（TBS系／毎週金曜22時）が今夜スタート。秘密と悩みを抱えた母たちの極上のラブストーリーが始まる。

　本作は『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』などの漫画家・柴門ふみが2017年から2020年7月まで雑誌「女性セブン」（小学館）に連載していた同名コミックを、『大恋愛〜僕を忘れる君と』（TBS系）や『知らなくていいコト』（日本テレビ系）の大石静による脚本で実写ドラマ化したラブストーリー。それぞれに秘密や悩みを抱える3人の母親たちの、三者三様の運命を描いていく。

　19年ぶりにTBSの連続ドラマで主演を務める木村佳乃が、夫に失踪されシングルマザーとして息子を育てる石渡杏を、吉田羊がキャリアウーマンの林優子、仲里依紗がセレブ妻の蒲原まりを演じる。

　杏たちの心を揺さぶる魅力的な男性を演じるのは、阿部サダヲ、小泉孝太郎、磯村勇斗。3人の母たちの美しい息子役で奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐、夫役で渋川清彦、玉置玲央、矢作兼（おぎやはぎ）が共演する。

　石渡杏（木村）は、女手ひとつで育てた息子が中高一貫の名門校・麻蔵学園高校に合格し、保護者説明会に出席。同じ教室には、子どもを中学から麻蔵学園に通わせている林優子（吉田）と蒲原まり（仲）もいた。そこで杏は、親しくなったまりから「母親たちは、意外とみんな不倫しているのよ」と聞いて驚く。

　杏たち3人の母親には、人に言えない悩みや心の傷があった。杏の夫・慎吾（渋川）は11年前に人妻と失踪。杏はそのことを相手の女の夫・斉木巧（小泉）から聞かされた。売れない小説家の夫・シゲオ（矢作）と引きこもりの息子・大介（奥平）を養う優子は、家庭よりも職場を自分の居場所と感じている。セレブ主婦のまりの悩みは、弁護士の夫・繁樹（玉置）の不倫。まりも、チャリティー・パーティーで出会った落語家の今昔亭丸太郎（阿部）から猛アプローチを受けていた。

　ある日、再び斉木が杏を訪ねてきた。そして、思いもよらない事実を告げられる…。

　金曜ドラマ『恋する母たち』は、TBS系にて10月23日より毎週金曜22時放送。初回15分拡大。