YOASOBI小説を映画化『たぶん』11.13公開 キャストに木原瑠生、小野莉奈、吉田美月喜ら
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小説を音楽にする2人組ユニット・YOASOBIの楽曲「たぶん」の原作小説を実写映画化した映画『たぶん』より、主要キャストとして、木原瑠生、小野莉奈、寄川歌太、吉田美月喜、めがね、糸川耀士郎が出演することが発表された。
【写真】映画『たぶん』ロゴビジュアル
「たぶん」の原作であるしなの著の同名小説を原案とする本作は、3つのエピソードからなるオリジナルショートストーリー。大学生カップルで同棲をしていたが気持ちのズレを感じ別れを選んだ「ササノとカノン」、夏の大会が自粛で中止となってしまった「高校サッカー部員・川野とマネージャー・江口」、社会人で恋人同士だがお互いの気持ちに応えられなくなっている「クロとナリ」。個性派キャストが紡ぐ3組の男女の“最も切ない別れ”と“新しい一歩”の物語を、主題歌となるYOASOBIの楽曲「たぶん」が切なく彩る。
ササノを演じるのは、特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』に射水為朝/キラメイイエロー役で出演し、アーティストとしても活躍する木原瑠生。カノン役はドラマ『中学聖日記』に出演し、映画『テロルンとルンルン』『アルプススタンドのはしの方』では主演を務めた小野莉奈。
川野役は11月20日公開の映画『滑走路』にメインキャストの1人として出演している寄川歌太、江口役はNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』に出演する吉田美月喜。ナリ役は女優・タレント・YouTuberとして活躍するめがね、クロ役は舞台『黒子のバスケ』やミュージカル『刀剣乱舞』の糸川耀士郎が演じる。監督はドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』『おっさんずラブ ‐in the sky‐』などを手掛けたYuki Saito。
ササノ役の木原は「僕は普段から『絶対』という言葉をなかなか使わない人間です。そのなかで今回は『たぶん』という言葉がフィーチャーされている作品です。『たぶん』『きっと』こうなればいいなという人の理想や後悔をササノという人を通して、皆さんに共感してもらえるように頑張ります」。カノン役の小野は「この作品への出演は私にとって本当に嬉しくて夢のようです。なので1シーン1シーン後悔のないうように丁寧に取り組みたいと思います」とコメント。
川野役の寄川は「YOASOBIさんは小説から曲を生み出されていて、僕はその中でも『たぶん』がお気に入りでした。同じ物語から曲と映画が生まれ、それを僕が演じることでまた何か新しい『たぶん』が生み出せたらと思っています」。江口役の吉田は「私が演じる江口の優しさを温かく丁寧に伝えられたらなと思っています。新しい日常の中、様々な変化がある今だからこそ(作品に)リアルに共感できる部分が多いと思います」と語っている。
映画『たぶん』は11月13日より公開。
<出演者、原案、監督コメント全文>
■木原瑠生(ササノ役)
僕は普段から「絶対」という言葉をなかなか使わない人間です。
そのなかで今回は「たぶん」という言葉がフィーチャーされている作品です。「たぶん」「きっと」こうなればいいなという人の理想や後悔をササノという人を通して、皆さんに共感してもらえるように頑張ります。
■小野莉奈(カノン役)
こんにちは!小野莉奈です。この度、映画「たぶん」に出演する事が決まりました。この作品への出演は私にとって本当に嬉しくて夢のようです。なので1シーン1シーン後悔のないうように丁寧に取り組みたいと思います。よろしくお願いします。
■寄川歌太(川野役)
YOASOBI さんは小説から曲を生み出されていて、僕はその中でも「たぶん」がお気に入りでした。その「たぶん」が映画化され僕が出演させていただけることになり、とてもワクワクしています。同じ物語から曲と映画が生まれ、それを僕が演じることでまた何か新しい「たぶん」が生み出せたらと思っています。楽しみにしていてください。
■吉田美月喜(江口役)
私が演じる江口の優しさを温かく丁寧に伝えられたらなと思っています。新しい日常の中、様々な変化がある今だからこそリアルに共感できる部分が多いと思います。また、YOASOBI さんの曲は好きでよく聴かせていただいているので、今回この作品に出演できることがとても嬉しいです。キャスト、スタッフの皆さんと一緒に、多くの人から愛されている「たぶん」の世界感を一生懸命作り上げていきます。
■めがね(ナリ役)
ナリ役を演じます。めがねです。私事ですが、最近失恋をしまして、このタイミングでナリ役を演じさせていただけるのは…嬉しくもあり、ちょっと複雑な心境だったりもします。笑
歌詞にも原案にも、『分かんないよ』という言葉があり、この言葉こそが、たぶん恋愛の全てなのかな。と感じました。惹かれ合うのも、離れるのも説明なんて出来なくて『たぶん分からない』あの感情を大切に、ナリちゃんになれたらいいなと思います。
■糸川耀士郎(クロ役)
映画「たぶん」にてクロを演じます、糸川耀士郎です。小説・音楽・映画と広がり続ける YOASOBIさんの世界に入り込める事、大変嬉しく思います。曖昧な言葉・空気感の中でそれぞれの揺れ動く気持ちがリアルに表現できるよう、精一杯演じたいと思います。公開を楽しみに待って頂けたら嬉しいです。
■しなの(原案)
小説「たぶん」はとても短く、そして不確定な部分をあえて作った作品です。映画「たぶん」は三つのストーリーで構成されるとうかがっています。一つではなく、三つ。小説で読み手の想像に委ねた不確定な部分や余白に、色や形を三様につけてくださったものと私も新たな出会いをさせてもらうことになります。そしてそれは、小説からだけではなく、楽曲「たぶん」から呼び起こされる印象を纏っていることでしょう。三組の、それぞれどんな二人の世界が描かれるのか、とても楽しみです。映画「たぶん」が見られる日が、待ち遠しいです。
■Yuki Saito(監督)
「多分(たぶん)」と「屹度(きっと)」いう対義語を同時に使いたくなる繊細な気持ちを、次世代を担っていくフレッシュなキャスト達と共に表現していきたいと思います。加速度的に時代の波に乗る YOASOBI さんとのコラボにも胸が高鳴っています。同じ小説から生まれる音楽と映画が劇場で一つになる瞬間をお楽しみ下さい。