俳優の堺雅人が主演を務めるドラマ『半沢直樹』（TBS系／毎週日曜21時）の第7話が30日に放送され、帝国航空のメインバンクである開発投資銀行の谷川（西田尚美）が“ある決断”を下したシーンに、ネット上には「胸熱すぎて号泣」「今日の優勝は西田尚美」といった反響が巻き起こった。（以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください）

　半沢が白井大臣（江口のりこ）と対立したことから、東京中央銀行は政府から圧力をかけられ世論の厳しい風当たりにさらされる。“債権放棄は拒絶するべき”と進言する半沢だったが、中野渡頭取（北大路欣也）は、メインバンクである開発投資銀行が債権放棄に反対しない限り、東京中央銀行は500億円の債権を放棄すると決断。

　半沢は“鉄の女”の異名を持つ開発投資銀行の次長・谷川と対面し、債権放棄に反対するべきと説得。彼女は「債権放棄なんか拒否するべきなのよ！」と半沢の意見を理解しつつも「上にいる一部の役員たちがそれを許さない」と漏らすのだった。

　債権放棄への回答期限である「タスクフォース合同報告会」に集められた半沢や他の銀行の行員たち。各銀行は“主力・準主力銀行の決定に従う”と回答していく。準主力銀行である東京中央銀行の半沢は「債権放棄を…拒絶します！」と宣言。続いて報告会に遅れてやってきた谷川は、毅然とした態度で「タスクフォースによる債権放棄の要請に対して、見送りの決断をいたしました」と返答する。この展開に、ネット上には「激アツ展開だよ！」「全会社員にとって胸熱」などの声が相次いだ。

　真剣な表情で谷川を見つめる半沢。彼女は半沢に応えるように、拳を固く握り締める。鉄の女が見せた銀行員としての意地と他の行員たちを鼓舞するような行動に、ネット上には「胸熱すぎて号泣」「神すぎて泣いてる」といったコメントが集まり、さらに谷川に扮した西田のエモーショナルな熱演に「すごかった。最高にカッコよかった」「今日の優勝は西田尚美」などの投稿も殺到していた。