吉谷彩子&井之脇海W主演で初共演 オタク女子×ジェンダーレス男子『ハルとアオのお弁当箱』実写ドラマ化
女優の吉谷彩子と俳優の井之脇海が、まちたによる漫画『ハルとアオのお弁当箱』の実写ドラマ化にて、ダブル主演を務めることがわかった。2人は初共演で、吉谷は今作が連続ドラマ初主演となる。
【写真】『ハルとアオのお弁当箱』でダブル主演を務める吉谷彩子と井之脇海
本作は、オタク女子とジェンダーレス男子が、心温まるお弁当を通した触れ合いによって前向きに生きていく姿を描くお弁当ドラマ。
服や化粧よりもゲームやアニメのためにお金と時間を使いたいオタク女子・ハル(吉谷)。いつもは平気なのに、ふとしたある日、自分を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったジェンダーレス男子のアオ(井之脇)と勢いで同居生活をすることに…。同居のルールは‟お互いにお弁当を作り合う“こと!? 誰かを思って作るお弁当、誰かに作ってもらったお弁当はこんなにも幸せで元気になれる。心もおなかも満たされる温かいお弁当レシピも見どころとなる。
吉谷演じるハルこと木野春葉は、大学図書館勤務のオタク女子。お昼はゼリーやお菓子と適当ご飯で済ませ、お金があればゲーム課金、フィギュアや円盤に使いたいと思っている。料理は苦手。吉谷は「ズボラだったり、めんどくさがり屋さんだけど、どこか憎めない可愛らしさや、優しさを持ってるハルちゃんを、しっかりと表現していけたらなと思います」と意気込む。
一方、井之脇演じるアオこと佐藤蒼は、ハルが行きつけのバーで出会うジェンダーレス男子。料理上手で、ハルに同居とお弁当の作り合いを提案。母のようにハルを見守る。役どころについて井之脇は「アオはジェンダーについての悩みを抱えています。それはとても繊細な悩みで答えがあるものでないと思います。演じるにあたり、たくさんアオのことを考えて、ひとつの考えが浮かびました。それは、『アオはアオである』ということです。男性とか女性とか性自認がどうとか、そういうものの前にアオはアオ。アオらしく生きることを大切に演じたいと思います」と話す。
原作者のまちたは「現実の中にある、少し夢みたいな、とってもささやかな日常の幸せが描けたらいいな、共感してもらえたらいいなと思いながら漫画『ハルとアオ』を描いています。今回、見知らぬ世界のプロの方達のお力で、新しい別の『ハルとアオ』の世界を作って頂きそれを拝見出来ることがとても嬉しいです。ドラマの脚本を拝見し、ハルと蒼のキャストのお2人のお名前を伺ってから、きっと素敵なハルとアオ世界が見られるんだろうなと一視聴者としてとっても楽しみにしています」とコメントしている。
ドラマ『ハルとアオのお弁当箱』は、BSテレ東にて10月12日より毎週月曜24時放送。