東山紀之が主演を務める映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』より、男女7人が集まったパーティーが修羅場と化し、絶叫が飛び交いビンタがさく裂する様子を映し出す予告編が、ポスタービジュアルと共に解禁された。

【写真】東山紀之主演『おとなの事情 スマホをのぞいたら』キャスト陣

　本作は、スマートフォンの存在が大人たちをほんろうする様を、衝撃と毒のある笑いで描くおとなのコメディー。イタリアのアカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き、中国、韓国、フランス、ドイツ、ロシアほか18ヵ国でリメークされた映画『おとなの事情』（原題『Perfetti sconosciuti』／2017）の日本版リメーク作品。監督は光野道夫。脚本は岡田惠和が手掛ける。

　予告編は、7人の男女が集まったパーティーで幕を開ける。ある出来事をきっかけに結びついた3組の夫婦とひとりの独身男性が、月食の夜、1年ぶりに再会。鈴木保奈美＆益岡徹が演じる50代のセレブ夫婦、常盤貴子＆田口浩正が演じる40代の倦怠期夫婦、木南晴夏＆淵上泰史が演じる30代の新婚夫婦、そして東山が演じる主人公のモテない独身男だ。楽しい時間を過ごすはずが、一人の参加者の発言がきっかけで“お互いのスマホの中身をさらし合う”ゲームが始まる。全員「後ろめたいことはない」と言いながらも、実は絶対に知られたくない秘密を抱えていた。

　それぞれが必死で自分の秘密を隠そうとし、こっそりスマホを持ってテーブルから離れようとしたり、スマホを誰かと交換して難を逃れようとしたり。しかし他人のスマホの秘密は絶対に知りたい。楽しいはずのパーティーは次第に緊張感が増していく。

　やがて、決定的なメールによってパーティーは修羅場に。逃げ場のない状況下で、携帯が鳴るたびに慌てふためき、それぞれが隠していた秘密があらわになり、パーティーからは笑顔が消え去り大混乱。「このクソヤロー！」と強烈なビンタさく裂。泣きながら「死ね！」と絶叫。意味深な笑みを浮かべる者も。行きつく先の見えない中、「最低なのは俺なんだ」とつぶやく独身男。彼が隠す“最大の秘密”はいったい何なのか！？　パーティーの果てには、誰もが想像さえしなかった予測不能な事態がやってくる。

　ポスタービジュアルも、笑顔でテーブルを囲む大人たちの姿と共に、まさに「笑っていられるのは、今のうち」のキャッチコピー通りの笑えない状況下に立たされた7人の表情が上部に切り取られており、それぞれが隠してきた秘密は一体何なのか期待が膨らむビジュアルとなっている。

　映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は、2021年1月8日より全国公開。