ニコラス・ケイジ、開眼『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』アルパカの新写真&入場者特典発表
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俳優ニコラス・ケイジが主演を務める映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』より、新たな場面写真が到着。宇宙からの“色”に支配された世界や、奇妙な余韻を残すキー・アニマルことアルパカが写されている。
【写真】“色”の影響を受けた世界…アルパカ写真も『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』フォトギャラリー
原作は、20世紀前半の米怪奇作家H・P・ラヴクラフトの小説『ザ・カラー・アウト・オブ・スペース(宇宙からの色/異次元の色彩)』。数々の神話体系の始祖とされるラヴクラフトの「完璧な悪夢」を、リチャード・スタンリー監督のメガホンで実写化した。ニコラス演じる主人公ネイサンの妻テレサ役で映画『レッド・スパロー』のジョエリー・リチャードソン、長女ラヴィニア役で『ビッグ・アイズ』やNetflix映画『好きだった君へのラブレター』に出演のマデリン・アーサーらが共演する。
主演のニコラスは、スタンリー監督について「彼が『宇宙からの色』を映画化すると聞いて、スタンリーなら『色』を斬新な映像で表現できるのではと思ったよ」と語る。
その“色”の影響を受けた場面写真が一挙解禁。そこには、なすすべもなく立ちすくむ長男ベニーと次男ジャック、第三の目を開いた長女ラヴィニア(マデリン・アーサー)、そして血走った肌をあらわに銃のようなものを構えるネイサン(ニコラス)の姿が。シャワー中に謎の物体を手にしたり、血のついたシャツでテレビを見ながら自失の表情をしていたりと、“色”との遭遇と影響も桁違いの様子。田舎暮らしに不満のあった長女ラヴィニアを真ん中に、色の渦が巻き起こるさまは圧巻だ。すべてが恐ろしい変化を遂げていく中、けなげにも正気を保ち続けようと振る舞い続けた彼女に訪れたのは崩壊か、それとも救済なのか…。
また、本作のオリジナル要素にして奇妙なエッセンスを加えているのがアルパカだ。キャスティングの理由を、スタンリー監督は「リタイアした人の狂った新ビジネスを描いてみたかった。ダチョウも候補だった」と語っている。かわいらしく、一目見ただけで癒されるこの南米の動物も、もちろん“色“の影響を避けられない。アルパカビジネスを思い描き、時には自らの子どもよりも気にかけていたネイサンだが、双方に“色”の影響がもたらされた今、いったいどのような行動を取るのだろうか。
そして、本作の入場者特典が解禁に。サイケデリックな海外版ビジュアルとニコラスの顔面がフィーチャーされた日本版のビジュアルのポストカードが、初日から日替わりで3日間配布される。裏面にはアルパカがあしらわれている。
映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』は7月31日より全国公開。