『滑走路』水川あさみ×浅香航大×寄川歌太の心の叫びを写した場面写真10点解禁
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女優の水川あさみが主演を務め、俳優の浅香航大、寄川歌太が共演する映画『滑走路』が11月20日より公開されることが決定。併せて、登場人物たちそれぞれの心の叫びが伝わってくるような場面写真10点が一挙解禁された。
【写真】水川あさみ、浅香航大、寄川歌太らの心の叫び 映画『滑走路』場面写真10点
原作は、いじめや非正規雇用といった自らの経験を基に短歌を発表し続けた歌人・萩原慎一郎による『歌集 滑走路』。32歳の若さで命を絶ち、デビュー作にして遺作となった同歌集は、苦悩を抱える人へのエールとして多くの共感を呼び、歌集において異例のベストセラーを記録した。
本作は、この原作歌集をモチーフにしたオリジナルストーリー。水川演じる翠、浅香演じる若手官僚・鷹野、そして新人・寄川が演じる中学2年生の学級委員長という、それぞれ悩みを抱えて生きる3人の人生が、やがて一つの道へとつながっていく。監督は大庭功睦。
厚生労働省で働く若手官僚の鷹野は、激務の中で仕事への理想も失い無力な自分に思い悩んでいた。ある日、陳情に来たNPO団体から非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリストを持ち込まれ追及を受けた鷹野は、そのリストの中から自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、その死の理由を調べ始めるが―。
場面写真は、子供を持つことに憧れを持つ翠が道端で男の子の姿を見てほほ笑む姿や夫と食卓を囲むシーン、官僚として日々奮闘する鷹野が思いつめた表情を浮かべる様子、いじめを受ける学級委員長が唯一心を許せる女子生徒と図書館で勉強するシーンなど、悩みを抱えながらも懸命に生きる彼らの人生の一コマを切りとったもの。
写真にはそのほか、シングルマザーとして学級委員長を育てる母・陽子（坂井真紀）、高校の美術教師として働く翠の夫・拓己（水橋研二）、鷹野の同期・雨宮（吉村界人）、鷹野が死の原因を探る青年の元同僚・明智（染谷将太）、学級委員長のクラスメート・天野（木下渓）、学級委員長の幼なじみの裕翔役（池田優斗）、といった脇を固める面々も登場。彼らが3人の主人公たちにどのように関わってくるのか想像できる場面を捉えている。
映画『滑走路』は11月20日より全国公開。