俳優の志尊淳、城田優とお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が18日、声優を務めるアニメ映画『2分の1の魔法』公開記念“絆をつなぐ―魔法のオンライン花火大会”に参加。その様子はYouTubeなどで生配信され、オンライン上に集ったファンを熱狂させた。

　本作は、魔法が消えかけた世界を舞台に、内気な少年イアンと好奇心旺盛な兄バーリーの冒険と家族の絆を描くディズニー＆ピクサーのアニメーション映画。日本語吹き替えでは、主人公のイアン役を志尊、兄バーリー役を城田、母親のローレル役を近藤が務める。

　今回のイベントには、3人がソーシャルディスタンスを保ちつつ、涼やかな浴衣姿で登場。近藤は早速、コメント欄にお約束のワードを見つけ「角野卓造じゃねーよ！」とオンラインでツッコミ。また白い浴衣姿の近藤に対して志尊は「白いロボットみたいですね」という声に、すかさず「ベイマックスじゃねーよ！」とディズニーつながりのツッコミで息のぴったり合った様子を見せた。

　作品について、近藤とローレルの見た目がそっくりな点に触れ、城田は「見たときに、春菜しかいないと思った。むしろ、モデルは春菜でしょ？　ハリウッドがモチーフを探してるとき、たぶん『スッキリ』を見たんでしょ」と語り、近藤も「私もしっくりきすぎて、2人のこと産んだと思ってる（笑）」と告白し笑いを誘った。

　公私ともに仲が良い志尊と城田は、劇中の兄弟役は普段の2人の関係そのままだったそう。イアン（志尊）が苦手な車の運転に右往左往するシーンに触れ、城田は「俺の車を淳ちゃんが運転したとき、（車が）大きいので『うわぁー！』ってなってたよね（笑）」と映画とリンクするエピソードを明かせば、志尊も「声を入れるとき、まだ（城田が声を）入れてなくて英語の声を聞きながらだったんですけど、優くんにしか見えなかった」と明かすなど、絆の深さをうかがわせる。

　さらに、まもなく公開を迎える本作について城田が「僕は淳ちゃんと（映画館に）観に行く約束してる」と話せば、視聴者からの「最近、ハマってる曲は？」という質問に志尊が「『even if』という、優くんがカバーしている曲を聞きまくってます！」と語るなど、オンライン上でもラブラブぶり（？）を見せつけ、コメント欄のファンを興奮させていた。

　また、「夏の終わりにしたいことは？」という質問に、志尊は「夏の終わりはバーベキューで締めたい」と回答する一方、城田は「線香花火。『先に落っこちたほうが負けね』『罰ゲームは何にする？』って」と“妄想”デートモードでファンの興奮をあおっていた。

　ディズニー初となる今回のオンライン花火大会では、東京、名古屋、大阪、福岡、仙台、札幌の各都市の背景をバックにした花火が上がり、さらに視聴者から集められた家族や恋人、友人に向けたメッセージも花火として打ち上がった。キャスト陣からは、「あなたの笑顔がたくさん見られますように」（城田）、「みんながいるから一歩前に進める。ありがとう」（志尊）というメッセージが上がり、花火と共にファンに届けた。

　映画『2分の1の魔法』は8月21日より公開。