ケイト・ウィンスレット、モデルから転身の女性写真家リー・ミラー伝記映画に主演
映画『タイタニック』や『コンテイジョン』、『エターナル・サンシャイン』のケイト・ウィンスレットが、新作伝記映画『Lee(原題)』に出演し、Vogue誌などのカバーを務めるモデルから、戦争特派員へと転身した前衛女性写真家リー・ミラーを演じることが明らかになった。
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HollywoodReporterによると、監督は映画『エターナル・サンシャイン』で撮影監督を務めたエレン・クラス。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』や『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』のリズ・ハンナが脚本を担当し、ミラーの息子アントニー ペンローズの著作、『The lives of Lee Miller(原題)』を元に脚色されるという。
『Lee(原題)』は、フォトジャーナリストとして第二次世界大戦の最前線に赴いたリー・ミラーが、ナチスの隠された真実に迫る任務につく様子を描く。後に裏切りにあい、自分自身の過去の真実と向き合うことになるという。
今回監督を務めるクラスは、「『エターナル・サンシャイン』で一緒に仕事を経験して以来、たびたびケイトと私は何か私たち自身でコラボレーションが出来ないかと話し合ってきました。『Lee(原題)』はわたしたちに、素晴らしい脚本家で、わたしたちが称賛して止まないリズ・ハンナの脚本を映画化するという、魅力的な機会を与えてくれました」と声明を発表している。
Hopscotch Featuresのトロイ・ラムとアンドリュー・メイソンが、ウィンスレットと共にプロデュースを手掛け、脚本家のハンナがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。ペンローズとミラー・エステートが、彼女の写真や日記を含む、ミラーのアーカイブにアクセスすることを許可したそうだ。撮影は2021年春にスタートする予定。