呪いの連鎖は止まらない!『呪怨:呪いの家』3つの“ホラーあるある”で最新作を先取り
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世界を席巻したJホラー映画『呪怨』を、Netflixが初のドラマシリーズ化する『呪怨:呪いの家』。本作ではマニアックな『呪怨』ファンが唸るようなセルフオマージュから、王道の“ホラーあるある”まで多彩な描写が目白押しだ。そこで今回は、ホラー初心者でも楽しめる“ホラーあるある”とともに『呪怨』の最新作をご紹介。思わず震えてしまうような恐怖で満載の『呪怨:呪いの家』の世界を先取りしよう。
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◆あるある1【何かが起こる!】空き家での肝試し
子どもや学生が、いわくつきの空き家や崩れかけた廃墟で肝試しをするのはホラーでよくある展開。気の弱い子や、新参者が度胸試しという名目で気乗りしないまま連れていかれるパターンもお約束。
本作でも、女子高生の聖美(里々佳)は転校早々にクラスメイトに誘われて猫屋敷と呼ばれている空き家に向かうことに。他校の男子生徒と合流し気も進まないままついていくと、そこでは残酷すぎる洗礼が聖美を待ち受けていた…。そしてこの家から「呪い」の連鎖が始まる。
◆あるある2【う、うしろ!】鏡に映る「何か」
古くから鏡は「あちらの世界」と「こちらの世界」をつなぐものとして、古今東西の怪談や都市伝説にも多数登場する“あるある”アイテムの一つ。そして、ホラー作品に幾度となく登場してきた鏡にはたいてい“映ってはいけないもの”が映り、特に『呪怨』(2003)のラストで鏡に登場する“彼女”はまさにトラウマになるレベルの怖さといっても過言ではない…。
本作では、聖美が肝試しで訪れた空き家の玄関に鏡が登場。何かを映し出す鏡がこの後の恐怖を予感させる。一方、同じ頃にこの空き家を訪れた哲也(井之脇海)は、急に人が変わったような言動とりはじめるようになる。哲也が「行っちゃいけなかったんだ…」と口にしたこの家の秘密とは…!?
◆あるある3【ア゛ア゛ッ…】謎の音がするカセットテープ
ビデオテープやカセットテープといった記録メディアも登場人物や観るものを恐怖の渦に引きずり込むアイテム。そこには本来は映らない、はては見てはいけない、聞いてはいけない「何か」が収められ、それを感じた時の恐怖と言ったら…。
過去の「呪怨」シリーズの中では、『呪怨 白い老女』(2009)に登場する呪いのカセットテープが印象的。「行きます。すぐ行きます‥」という声とともに録音されていた少女の不気味な声が不穏な物語の始まりとなった..。
今作では心霊研究家の小田島(荒川良々)が、新人タレントのはるか(黒島結菜)によって録音された1本のカセットテープを入手したことにより物語は始まりを告げる。
再生ボタンを押すやいなや「ア゛ア゛ッ…」といううめき声のような音が聞こえ、何度も再生を繰り返す小田島。小田島はこの怪現象に興味を持ち独自の調査を開始する。そして彼が探し当てたのは、聖美も哲也も訪れた一軒の家。果たしてその家に眠る秘密とは…?
◆“ホラーあるある”が満載の最新作
他にも、触れていないのに明るくなるランプや、部屋の隅に佇む白い影など、ここでは紹介しきれなかった“ホラーあるある”が今作には散りばめられており、ホラーファンも納得の恐怖描写が満載。
今作では、これまで『呪怨』シリーズを牽引してきた一瀬隆重プロデューサーと『リング』シリーズの脚本・高橋洋が共同脚本を担当。怖さのツボを知り尽くした2人が恐怖を限界まで突き詰め、シリーズの魅力はそのままに、Jホラーならではのじとっとまとわりつくような静ひつな恐怖を新たな展開で描き出す。
Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』は、2020年7月3日より世界190カ国へ配信予定。