メル・ギブソン、血で血を洗う追撃戦が幕を開ける『ブルータル・ジャスティス』予告
俳優のメル・ギブソンとヴィンス・ヴォーンが暴力刑事バディを演じる、S・クレイグ・ザラー監督最新作『ブルータル・ジャスティス』より、過激な銃撃シーン満載の予告映像と日本版アートワークが解禁された。
【写真】2人の暴力刑事VS血も涙もない犯罪組織『ブルータル・ジャスティス』フォトギャラリー
本作は、2人の暴力刑事と犯罪組織が、金塊をめぐり追撃戦を繰り広げる様を、容赦なき暴力描写とウィットに富んだ会話、手に汗握る衝撃的な展開で描くアクション作。
監督・脚本を務めたのは、ミュージシャンや文筆家としても活躍し、2015年の監督デビュー作『トマホーク ガンマンvs食人族』(劇場未公開・2015)、続く『デンジャラス・プリズン ―牢獄の処刑人―』(劇場未公開・2017)でカルト的な人気と高い評価を得たS・クレイグ・ザラー。その容赦ない暴力描写や独特の世界観で“暴力の伝道師”と称されるザラー監督の最新作が、劇場スクリーンで初公開される。
主演は、俳優のほか監督としても活躍し、メガホンをとった映画『ハクソー・リッジ』(2016)が第89回アカデミー賞で作品賞ほか6部門へのノミネートを果たしたメル・ギブソン。相棒にヴィンス・ヴォーンを迎え、息のあったバディぶりを披露する。
さらに、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト、ジェニファー・カーペンター、ドン・ジョンソンのほか、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』(2017)のトーマス・クレッチマンが極悪非道な強盗犯を演じるなど、個性派俳優が集結している。
予告映像は、ベテラン刑事ブレット(メル)とトニー(ヴィンス)が、本作の原題『DRAGGED ACROSS CONCRETE』の通り、刑事としてコンクリートの上を駆けずり回って泥臭く働く場面からスタート。続いて2人は、横暴な捜査方法により6週間の無給の停職処分を受け、家族のために犯罪に手を染めると決断。しかし、ターゲットの犯罪者たちが目の前で行った血も涙もない非道な行動を目にし、正義感が揺らいでいく様を映し出している。
日本版アートワークは、刑事コンビを演じるメルとヴィンスが、眼光鋭く拳銃を構える姿を切り取ったもの。彼らの横には、金塊の横取りを狙う凶悪な強盗犯たちが「正義を棄てた日 男たちの運命が交錯する―」というキャッチコピーとともに並んでおり、彼らの血で血を洗う激闘を予感させるようなデザインとなっている。
映画『ブルータル・ジャスティス』は8月28日より公開。