大倉忠義主演『窮鼠はチーズの夢を見る』、潤んだ瞳の成田凌が愛くるしい…新カット解禁
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関ジャニ∞の大倉忠義が主演を務め、俳優の成田凌と初共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、いとしい人に狂おしいほどの切ない恋心を抱く今ヶ瀬渉(成田)の心情を写し出す新場面写真が解禁された。
【写真】映画『窮鼠はチーズの夢を見る』での成田凌の新場面写真
本作は、水城せとなの人気コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』の行定勲監督のメガホンで実写化。人を好きになることの喜びや痛みを、二人の男の姿を通して描いていく。
広告代理店に勤める大伴恭一(大倉)は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉(成田)だった。不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は“カラダと引き換えに”という信じられないもの。はじめは拒絶していた恭一だったが、7年間いちずに思い続けてきたという渉のペースに乗せられ、やがて彼と過ごす時間が心地よくなっていく…。
解禁された場面写真は、いずれも今ヶ瀬(成田)が部屋でくつろぐシーンを収めたもの。自室のベッドで煙草をくわえるカットでは、その手に、かつて学生時代に恭一(大倉)からもらったピンクのジッポーライターが握られている。恭一の部屋のソファに座っているカットでは、誕生日のお祝いに恭一からプレゼントされたワインを大事そうに抱えている。同じく恭一の部屋で、ハイチェアの上に小さく体を丸めて座る今ヶ瀬。そこは彼のお気に入りのスポットで、いつしか2人の恋愛を象徴する大事な場所へと変化していくことに―。
どのカットも愁いを帯びた顔で1点を見つめており、恭一に対して狂おしいほどの切ない恋心を抱く今ヶ瀬の心情がそのまま切り取られている。どこかはかなげで、思わず今ヶ瀬の恋を応援したくなるような愛くるしい姿に、行定監督も「成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で。彼は、恋をしている高揚感に満ちた表情、特にキラキラと潤んだ瞳を表現するのが難しいと言っていたけれど、お芝居をし始めると不思議とそうなっていました」と太鼓判を押す。
映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日より全国公開。