『シュリ』ハン・ソッキュ×チェ・ミンシク、20年ぶり共演『世宗大王』予告解禁
韓国のみならず日本でもヒットし社会現象を巻き起こした映画『シュリ』(2000)のハン・ソッキュとチェ・ミンシクが約20年ぶりに共演する映画『世宗大王 星を追う者たち』より、予告編が解禁された。
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本作は、ハングルを創製し朝鮮王朝最高の名君と謳われた国王“世宗大王”と、レオナルド・ダ・ヴィンチやコペルニクスらよりも早くに天文に科学的アプローチをし、水時計や天体観測機器を次々に発明した天才科学者“チャン・ヨンシル”という2人の男の、身分を超えた熱きロマンを描いた史劇エンターテインメント。
映画『ベルリンファイル』『白夜行 -白い闇の中を歩く-』など深奥の演技派ハン・ソッキュが、のちにハングルを創り出した世宗大王をカリスマ性たっぷりに演じ、2020年大鐘賞主演男優賞にノミネートされる高評価を獲得。そして、映画『悪いやつら』『新しき世界』の名優チェ・ミンシクが天才科学者に扮し、君主と共に夢を見ながら数奇な運命に翻弄される男を熱演する。メガホンをとるのは、映画『四月の雪』『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』の名匠ホ・ジノ。
朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシルの優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは、「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明、それらは庶民の生活に大いに役立てられた。また、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。
天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく二人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに二人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが…。
予告編は、「水時計」を発明したチャン・ヨンシルにちなみ、本日6月10日の「時の記念日(日本で初めて時計装置が使われた日として制定された記念日)」にあわせて解禁。およそ600年前の時代を再現した繊細な美術や豪華絢爛な衣装などが映し出される中、世宗大王と天才科学者チャン・ヨンシルの熱い友情が展開していく。最後は、「なぜ困難な道をお独りで歩むのですか?」と問うチャン・ヨンシルに、「私にはそなたという友がいる」と世宗大王が答え、2人が涙を流しながら抱擁する場面で締めくくられている。
映画『世宗大王 星を追う者たち』は9月4日より全国順次公開。