『若草物語』エマ・ワトソンら“4姉妹”が熱く語る 原作の有名シーンも盛り込んだ特別映像
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全国劇場再開後の新作で、動員、興行収入ともに初登場1位を獲得した映画『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』より、長女メグ役を演じるエマ・ワトソンら豪華キャストが、4姉妹それぞれの思いを熱く語る特別映像が解禁された。
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本作は、米国の南北戦争を背景に、マーチ家四姉妹の成長を描く米作家ルイーザ・メイ・オルコットの小説『若草物語』の実写化。長編映画監督デビュー作『レディ・バード』でアカデミー賞主要5部門にノミネートを果たしたグレタ・ガーウィグが監督・脚本を手がけた。
映像ではまず、ガーウィグ監督が「“若草物語”は昔から私の一部だった」「私はこの4姉妹が大好きで天才だと思っていたわ」と原作への思いを語る。
そして小説家を目指す次女ジョーを演じたシアーシャ・ローナンは「ジョーは威勢のいい自信家で社交的で独創的よ」と彼女のキャラクターを表現。続く映像では、ジョーが、文学についての広い知識を持ち、彼女の作品を初めて的確に批評したフレデリック・ベア（ルイ・ガレル）に対し、「あなたは批判するだけ」「誰の記憶にも残らない」「私は文学史に名を残す」と、まるでシアーシャの言葉を体現するかのように威勢よくたんかを切るシーンが映し出される。
次に登場するのは、マーチ家の中でもいろいろやらかす存在である末っ子エイミーを演じるフローレンス・ピュー。4姉妹の中でいつの時代でもいろいろな議論の的にもなるこの末っ子について、フローレンスは「エイミーのイメージは甘えん坊で野心家、でも本作では彼女の繊細さや人間らしさが描かれてる」と語り、これまで描かれてきたエイミー像とは違う、頑固ながらとても賢く、自分のことが見えている賢い女性として演じたことを明かす。
病気がちだが心優しい三女ベスを演じるエリザ・スカンレンは「ベスは内気だけど芯が強い女性よ」と解釈。長女メグ役のエマは「メグは女性的で結婚を望んでいる」と表現している。本編映像からは、金持ちではないが誠実な男性家庭教師のジョン・ブルック(ジェームズ・ノートン)と結婚しようとするメグに、ジョーが「あんな男2年で飽きる」と言い放ち、「私にはあなたと違う夢があるの」とはっきりとメグが自分の意思を告げるシーンも。
最後に4姉妹の母親を演じたローラ・ダーンが登場し、「多くの人にとって『若草物語』は理解されない苦しみを描いた、初めての作品よ」と語っている。
このほか、ジョーがメグの髪の毛を巻こうとしてヘアアイロンで焦がしてしまうシーンや、エイミーとジョーがけんかして原稿を燃やしてしまうシーンなど、原作で有名な場面も随所に差し込まれている。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』は公開中。
