吉沢亮×杉咲花『青くて痛くて脆い』特報解禁 追加キャストに松本穂香&森七菜&柄本佑ら
俳優の吉沢亮と女優の杉咲花がダブル主演を務める映画『青くて痛くて脆い』より、特報とポスターが解禁。さらに松本穂香、松本穂香、柄本佑ら追加キャスト陣と、本作の主題歌を4人組のロックバンド、BLUE ENCOUNTが務めることが発表された。
【写真】『青くて痛くて脆い』追加キャスト&主題歌を担当するBLUE ENCOUNT
本作は、デビュー作『君の膵臓をたべたい』が累計200万部を突破した作家・住野よるの第5作目となる同名ベストセラー小説を映画化。「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年が、嘘と悪意にまみれながら復讐していくさまを描く。主人公・田端楓を吉沢、ヒロイン・秋好寿乃を杉咲が演じ、ダブル主演を務める。
解禁された30秒の特報映像では、復讐に身を投じていく楓に扮する吉沢の覚悟に満ちた表情や、純粋で明るい太陽のような性格だが、近づきすぎると熱すぎてケガするかもしれない寿乃を体現する杉咲の姿を見ることができる。
ポスターは、仲むつまじい様子の楓と寿乃の姿が、楓の顔の内部に描かれたデザイン。まるで記憶を思い起こしているような楓の暗い表情と、伏し目がちな左目が印象的だ。
追加キャスト陣も発表され、楓と寿乃が創ったサークル“モアイ”をぶっ潰す手助けをする前川董介役を岡山天音、董介のゼミの後輩で“モアイ”の幽霊部員・本田朝美(ポン)役に松本穂香、“モアイ”の幹部で積極的に社会人や企業への媚売りを進める天野巧(テン)役に清水尋也、楓と秋好が“モアイ”の活動をしていた時に知り合った、不登校の少女・西山瑞希役を森七菜が担当。さらに、“モアイ”に加入する川原理沙役を茅島みずき、瑞希の学校の担任・大橋役を光石研、“モアイ”を外部者として支援し、その発展に寄与した脇坂役を柄本佑が務める。
主題歌は、原作小説のテーマソングとして楽曲「もっと光を」が使用されていたBLUE ENCOUNTの新曲「ユメミグサ」に決定。原作者・住野たっての希望で映画でも主題歌を担当することが決まった。メンバーの田邊駿一は、「先生はこれまで様々な形の『青』を描いてこられたと思っています。しかし今回の『青』には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと」と作品の印象を明かし、「この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます」とメッセージを寄せた。
映画『青くて痛くて脆い』は8月28日より全国公開。