『泣きたい私は猫をかぶる』挿入歌はヨルシカ「夜行」 スタジオコロリドがMV担当
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女優の志田未来と声優の花江夏樹が主人公の男女を演じるアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』の挿入歌が、ヨルシカの最新曲「夜行」に決定。すでに主題歌を担当することが発表されているヨルシカは、本作で主題歌・挿入歌をダブルで担当する。
【写真】『泣きたい私は猫をかぶる』場面写真
映画『ペンギン・ハイウェイ』を手掛けた「スタジオコロリド」の長編アニメ映画第2弾となる本作は、焼き物で栄えた街並みが印象的な愛知県常滑市を舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議な物語。「ムゲ(無限大謎人間)」とあだ名されるちょっと変わった中学2年生・笹木美代役を志田未来が、ムゲが思いを寄せるクラスメイト・日之出賢人役を花江夏樹が演じ、山寺宏一、小木博明(おぎやはぎ)、寿美菜子、小野賢章、浪川大輔が脇を固める。監督は、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった新進気鋭のクリエイター・柴山智隆の2人が担当する。
日之出がムゲの本当の気持ちを知った場面で流れる挿入歌「夜行」は、佐藤監督と柴山監督がヨルシカのメンバーと映画の世界観について直接語り合い、イメージを共有したうえで生み出された楽曲。すでに300万超のPVを獲得しているMVはスタジオコロリドが担当しており、時折あらわれる街の景色が本作の舞台である愛知県常滑市をモチーフにしていることから、SNSを中心に本作との関係性が取り沙汰されていた。
佐藤監督は「曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました」とコメント。柴山監督は「日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています」とコメントした。
アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』は6月5日より全国公開。