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松本穂香主演『みをつくし料理帖』、野村宏伸&村上淳の出演決定

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映画『みをつくし料理帖』での野村宏伸ビジュアル

映画『みをつくし料理帖』での野村宏伸ビジュアル(C)2020 映画「みをつくし料理帖」製作委員会

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角川春樹

 女優の松本穂香が主演を務め、角川春樹が監督する映画『みをつくし料理帖』に、俳優の野村宏伸、村上淳が出演することが決定し、役衣装のビジュアルが解禁された。

【写真】『みをつくし料理帖』に出演する野村宏伸&村上淳

 高田郁による同名のベストセラー時代小説を実写化する本作は、幾度となく訪れる苦難を乗り越えながら料理に真剣に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と不変の友情を描く。『犬神家の一族』(1976)、『セーラー服と機関銃』(1981)、『時をかける少女』(1983)など数々の大ヒット作を生んだ角川が、生涯最後の監督作としてメガホンをとる。出演は、主演の松本のほか、奈緒、若村麻由美、浅野温子、窪塚洋介、藤井隆、衛藤美彩、中村獅童、永島敏行、柄本孝明、鹿賀丈史、石坂浩二らが脇を固める。

 時は、享和二年。大坂。8歳の澪(松本)と野江(奈緒)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼なじみだった。「何があってもずっと一緒や」と約束を交わす2人だったが、その約束の夜から大坂に大洪水が襲う。それから時は流れ、澪が東京・神田の蕎麦処「つる家」で女料理人として働く一方、野江は吉原で頂点を極める花魁・あさひ太夫として生きていた。

 野村が演じるのは、松本演じる澪が働くつる家の常連客・清八。食にうるさく「ありえねぇ」が口癖の江戸っ子だ。野村は1984年、映画『メイン・テーマ』のオーディションで2万3000人の中から選ばれ俳優デビュー。1986年に角川春樹事務所創立10周年記念作品となる映画『キャバレー』で初の主演に抜てきされ、その後も『天と地と』『時をかける少女』などの角川映画に出演している。
 
 個性派俳優の村上が演じるのは、大阪の遊郭に出入りする女衒(ぜげん)・卯吉。物語の後半の重要なシーンにも登場する役どころとなる。村上は角川春樹監督作へは初出演となる。

 映画『みをつくし料理帖』は今秋全国公開。

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