『きょうの猫村さん』初の実写化 主演・松重豊の“猫村さん”ビジュアル解禁
人気コミック『きょうの猫村さん』が実写化されることが発表され、主演を松重豊が務めることが分かった。初の実写化となるミニドラマ『きょうの猫村さん』(テレビ東京/4月8日スタート)で初の猫役を演じる松重。衝撃の“猫村さん”ビジュアルも公開された。
【写真】衝撃! 松重豊ふんする“猫村さん”
本作は、2005年7月から単行本を発行し、累計330万部以上を誇るほしよりこによるコミック『きょうの猫村さん』(マガジンハウス刊)初の実写化。主演の松重が、自分を拾ってくれた飼い主・ぼっちゃんとの再会を果たすため、家政婦として働いてお金を貯める猫・猫村ねこを演じ、心温まる2分30秒のドラマが繰り広げられる。
猫村ねこは、ある日、お金を貯めるべく村田家政婦紹介所の門をたたく。家政婦紹介所の長、村田の奥さんも、家政婦志望の猫に戸惑うが、その家事能力の高さを認め、犬神家へ家政婦として奉公させることに。緊張しながら向かった犬神家は、とてもお金持ちのようだが、何やら問題を抱えているようで…。
実力派バイプレイヤーとして知られ、さまざまな役柄を演じてきた松重も、猫役は今回が初めての挑戦。コワモテ、長身の松重が、どのように猫の家政婦を演じるのか、そのギャップも大きな見どころだ。
本作のオファーが来たときの心境を松重は「ほしよりこさんの描く世界観が好きで、 安易に実写化など考えて欲しく無いと思うひとりでした。しかし最初にお話を頂いてから何年か経ち、 もう立ち消えになったかと思うと淋しく感じたものです」と回顧。
続けて、“猫村さん”を演じる意気込みを聞くと「うちの猫に聞いてみたのですが何も教えてくれません。猫は意気込みを語りません。今日、衣装合わせで鏡をみてるうちに、猫村さんを演じる自分が楽しくなってきました」と淡々と答え、「『孤独のグルメ』をやる時に『酒場放浪記』をベンチマークにしました。今回は尺的にも質的にも、Eテレの『2355』がベンチマークです」とコメント。
一方、原作者のほしは「原作のことは忘れて、キャストが豪華なドラマを楽しみましょう。音楽も楽しみです」とメッセージを寄せている。
ミニドラマ『きょうの猫村さん』(全24回)は、テレビ東京にて4月8日より毎週水曜24時52分放送。