米パルプ小説「ドック・サヴェジ」シリーズ、ドラマ企画が浮上
日本でも出版されている『ブロンズの男』や『死の胡蝶』など、ケネス・ロブスン著の人気冒険小説の主人公として知られるドック・サヴェジ。米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとオリジナル・フィルムが、ドック・サヴェジの冒険を描くドラマシリーズを進めているという。
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ドック・サヴェジは、本名クラーク・サヴェジ・ジュニア。身長2メートル近い大きな男で、ブロンズヘアとブロンズ色に焼けた肌から、“ブロンズの男”の異名を取る。Deadlineによると、テレビシリーズでは、医師や科学者、発明家、冒険家など様々な顔を持つドック・サヴェジが、卑劣な悪が率いる秘密結社と戦い、奇想天外なガジェットや武器、手に汗握る脱出劇などを含む冒険に挑む姿を描くという。
同シリーズは1975年に映画化され、『ドクサベージの大冒険』というタイトルで日本でも公開された。2013年にはソニー・ピクチャーズのもと、俳優のドウェイン・ジョンソンがドック・サヴェジ役、シェーン・ブラック監督で映画化される話があったが、実現しなかった。
ドラマ版は海外ドラマ『S.W.A.T.』シリーズのニール・H・モリッツと、パヴァン・シェティらが製作総指揮を務める。ドック・サヴェジにはモンクやハム、レニー、ロングトム、ジョニーという5人の仲間がいるが、主役を含めてキャストなどの詳細は不明だ。さらなる続報に注目したい。