クリーチャー総出演 『スケアリーストーリーズ』ラナ・デル・デイが歌う「魔女の季節」MV到着
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映画『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞を受賞したギレルモ・デル・トロが製作とストーリー原案を担当するホラー映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』より、シンガー・ソングライターのアナ・デル・レイによるエンディング曲「Season of the Witch」のMVが解禁された。
【写真】ペール・レディ、ジャングリーマン…『スケアリーストーリーズ 怖い本』に登場するクリーチャーたち
本作は、累計700万部もの売り上げを誇りながらも、子どもたちにトラウマを与えるとして全米の図書館に置くことが禁じられたいわくつきの児童書シリーズ『スケアリーストーリーズ 怖い本』を基にしたホラー。
ハロウィンの夜、幽霊屋敷に忍び込んだ高校生のステラたちは、1冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々がつづられており、持ち帰った次の日からひとり、またひとりと仲間たちが消えていく。そして本には毎夜、消えた仲間たちが主人公の物語が追加されていき…。
今回解禁されたのは、デル・トロたっての希望で本作のエンディング曲を担当したラナによる「Season of the Witch」のMV。ラナは、第62回グラミー賞の「年間最優秀アルバム」部門と「年間最優秀楽曲」部門の主要2部門にノミネートされ、2月12日に開催された英国の音楽誌『NME』が主催する<NME Awards 2020>では、Best Album In The World受賞した、今最も勢いに乗るアーティストの1人だ。そんなラナの「Season of the Witch」は、ドノヴァンの「魔女の季節」がオリジナルで、過去には、アル・クーパーやロバート・プラントなど、錚々たるアーティストにカバーされてきた名曲。
デル・トロは、ラナを起用したことについて、「以前から彼女のファンだったけど、この映画の企画が進んでいるときに直感で彼女に『魔女の季節』を歌ってもらいたいと思ったんだ。彼女ならきっと魔法をかけたみたいにこの曲を歌ってくれるって。彼女に頼んだのは大正解だった」と語っている。
解禁されたMVには、ペール・レディやジャングリーマンなど、不気味な造形のクリーチャーたちの本編映像に加え、原作の挿絵として描かれた、スティーブン・ガンメルによるグロテスクなモンスターたちのイラストも登場。ラナのスタイルや哀しみを帯びた歌声ともマッチし、呪われた本がひとりでに書いた物語に沿って次々と人が消えてゆく不可解な恐怖に拍車をかけている。
映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』は2月28日より全国公開。