Matt、楽屋で母親と抱き合って涙…音楽活動秘話を明かす
タレントのMattが3日、都内で行われた映画『ジュディ 虹の彼方に』の公開直前イベントに出席。音楽活動を通して伝えたいことを明かした。イベントでは生歌唱を披露し「緊張した」と笑顔を見せた。
【写真】ホワイトのスーツ姿で登場したMattが生歌披露
本作は、映画『オズの魔法使』で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランドの実話を描いた作品。47歳の若さでこの世を去る最期の半年間、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を描いている。
Mattは同作の感想を「人間ってある意味平等だなと思っていて。有名になることは素晴らしいことなんですけど、その裏にはいろんな苦労だったり、人が離れていったりとか…」とコメント。「ジュディの一生は、ジュディだけでなく、みなさんに通づるものがあるのかなと思って、すごく感動しました」と語った。
歌手デビューも果たしたMattは、「一番長くやってきて、一番やりたかったこと」と笑顔。歌で伝えたいことを「歌を通してもそうですし、メイクを通しても、僕は自信がなかったり、個性をつぶされてしまった人たちを押してあげて、自信を持って生きてほしいというテーマがあって。すべてを通してそれが伝わってくれたらいいなと思ってます」と熱弁した。
音楽活動に関して家族も喜んでくれたそうで、ジェジュンのライブでピアノの伴奏を務めたときには、楽屋で母親と抱き合って涙したと明かした。音楽を始めたきっかけは、父・桑田真澄が肘の手術をした際、リハビリとしてやっていたピアノだったと告白。「それを後ろから見ていて。家にピアノがあったので、独学で始めて」と明かした。
また、イベントやライブが無観客開催や、中止になっていることについては「皆さん、お家で待機だったりもあると思うので、その中で楽しみを見つけたり、普段気付かなかったことに気付けたりとかすると思う。結構、皆さんネガティブになりがちだと思うので、ポジティブに生きてほしいなと思います」と呼び掛けた。
Mattは、ジュディの代表曲である「オーバー・ザ・レインボー」をオリジナルアレンジで歌唱。のびやかにしっとりと歌い上げ、報道陣を魅了し、パフォーマンス後は「ドキドキして途中震えました」と笑顔を見せた。
映画『ジュディ 虹の彼方に』は3月6日より全国公開。